らをた広島

食べ歩きブログ

チキンカツ弁当(デイ・リンク五日市店)

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近所のデイリンク五日市店で弁当を買ってきた。

チキンカツ弁当がなんと250円だ。

この値段からすると内容はそれほど期待するのもアレだがまあ食べてみることにする。

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大きな容積を締めているのが当然ながらチキンカツとご飯だ。

それにしてもこの御飯の盛りっぷりは豪快だ。

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これにマッシュポテトと漬物がついてくるがおしるし程度ではなくけっこうしっかり入っているのも嬉しい。

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肝心のチキンカツだが箸でもって驚くほどゴツくて食べてみると少々固さはあるがじゅうぶんに旨いじゃないの。

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こんなんで採算が合うのかと心配になったがチキンカツの量もじゅうぶんに納得できるレベルでご丁寧に下にはキャベツが敷き詰められているのには頭が下がる思いがした。

日本のデフレはまだまだ解消されていないんじゃないかと心配になるくらいに凄まじいコストパフォマンスに打ちのめされたデイリンクのチキンカツ弁当だった。

ラーメン食いてぇ!

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伝説のラーメンをめぐる物語を描いた林明輝のウェブ漫画を実写映画化。

異国で遭難した料理評論家、廃業を決意したラーメン屋店主、人生に絶望した女子高校生が、生きる希望を取り戻す過程がつづられる。

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『5windows』やドラマ「花にけだもの」などの中村ゆりかが主人公を、NHK連続テレビ小説わろてんか」などの葵わかなが彼女の親友にふんする。

共演は宅間孝行森尾由美片桐仁石橋蓮司ら。

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異国で取材を行っていて事故に遭い、荒野をさまよう料理評論家・赤星(片桐仁)は、このまま死ぬなら最後にラーメンが食べたいと切望する。

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同じころ、妻に先立たれたラーメン屋店主・紅(石橋蓮司)は店をたたむことにする。

そして紅の孫である高校生の茉莉絵(中村ゆりか)は、ひどいうわさのせいで死にたくなっていた。

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タイトルに惹かれてアマゾンプライムピデオで観た。

前半はまあなかなかだと思いながら観ていたが途中からだんだん荒唐無稽なムリクリなストーリー展開にこの映画はマジメなのかそれ自体がギャグなのかわからんようになってしまった。

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麺もスープも含めて完全自家製ラーメン屋を女子高生2人が引き続ぐ話しなのだがラーメンの修行の描き方がかなりザックリとしており説得力に欠ける。

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それにそもそものラーメンに対するマニアックさが希薄でラヲタからすればツッコミどころ満載だ。

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後半の感動シーンも涙は1ミリも出なかったがこれに出演されている役者さんたちのとても美味そうラーメンを食べる演技に救われたような気がしたラーメン食いてぇ!だった。

 

6アンダーグラウンド

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『6アンダーグラウンド』(シックス・アンダーグラウンド、原題:6 Underground)は、2019年のアメリカ合衆国のアクション映画。

監督はマイケル・ベイ

主演はライアン・レイノルズ

共演はメラニー・ロラン、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、アドリア・アルホナ(英語版)、コーリー・ホーキンズ、ベン・ハーディら。

Netflixオリジナル映画。

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並外れたスキルを持つ男女6人で構成された自警団チームは、自らの死を偽装して表面上の身元を消し、悪名高い犯罪者を倒すための危険なミッションに挑む。

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「マイケルベイ史上最もマイケルベイな作品」という触れ込みのネットフリックス映画。

オープニングからとてつもないカーアクションの連続で度肝を抜かれる。

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FR化されたアルファロメオが縦横無尽に走り回る様はまさにBMWのライバルに相応しい。

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ド派手なアクションが売りの映画だがストーリーは予想通り単調でスタイリッシュにしているつもりだろうがここまでやるとマンガチックだ。

だけどそれを補って余りある圧倒的なシーンの連続にさすがはネットフリックス、どえらいカネが掛かってるな〜と納得させられる内容になっている。

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ただこの設定だとまだまだ続編が作れそうでもしかしたら最初からシリーズ化を企んでいるのかも知れない。

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チャラけた雰囲気は悪くないのだがトータルとしての話の展開をもう少しヒネってくれたら奥深い作品になるようでちょっと惜しかった6アンダーグラウンドだった。

 

廣島 牛骨らーめん 健美堂(東広島市)試作つけ麺

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廣島 牛骨らーめん 健美堂

今日は大将が新しく製作中のつけ麺の試食会にやってきたがこの日は一般営業はやっていないようだ。

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麺の量を200グラム〜500グラムで選べたので自分はいわゆる並の200グラムでお願いした。

試食会なので食べ終わったら感想を書いて提出しないといけない。

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 ちょっと待ってからキタヨ!廣島 牛骨らーめん 健美堂の試作つけ麺200グラム。

もうこの時点で魚介と酸っぱい香りが漂っている。

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最初は麺だけ食べるように指示されたので実行してみたがもうこれだけで食べられるように薄く味がついている。

麺にはがごめ昆布がまとわりつかせてあって麺も昆布と一緒になって独特なヌルヌル仕様。

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これをドップリとつけダレに浸してからわしわし食べるとこれはどっかで食べたような煮干しガツンな酸っぱい系。

麺にレモンをかけるように言われたので更に酸っぱさは加速する。

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チャーシューは煮豚と低温調理の2種類でこれはなかなかおもしろいが煮豚の方をほぐしてつけダレに入れたほうが良さそうな気もする。

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テーブル調味料には米酢、リンゴ酢が出てきてこれで後半味変をさせる。

自分はリンゴ酢を少し入れたが更に酸っぱい方向にシフトしてスープが酢に支配され始める。

ここでオマケで鶏の唐揚げもでてきたので少しつまんだ。

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麺がなくなるとスープ割りもあったのでお願いしてみた。

まだ試作ながらかなりな完成度だと驚いてしまった。

ただ現段階では好みが分かれるヌルヌル麺の出来が良すぎてスープがついていけてないのは明らかで、もうひとヒネリしないと全体の完成度はイマイチと言わざるを得ない。

せっかくの試食会なので大将に正直に感想を伝えたが、まだまだ改良するそうなのでこれからどう変化していくのか楽しみに待ちたいと思う。

廣島 牛骨らーめん 健美堂(東広島市)しじみ醤油らーめん

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廣島 牛骨らーめん 健美堂

最近自家製麺に切り替えた健美堂にやってきた。

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今日は自家製麺になって初めてのしじみ醤油らーめん狙いでやってきた。

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少し待ってからキタヨ!廣島 牛骨らーめん 健美堂のしじみ醤油らーめん980円。

相変わらず綺麗で繊細な盛り付けではある。

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注目の自家製麺

以前のプラスティッキー麺とは比較にならないほどのコシと香りまであってさすがに相当なものだ。

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トッピングは2種類のネギと極太のメンマ、そして低温調理のチャーシューでどれも丁寧な仕上がりで素晴らしい。

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ただ麺のグレードが上がった影響でスープが相対的に負けている印象は隠せない。

アッサリした淡麗スープでは力強くなりすぎた麺とのバランスに支障が出ているんじゃないか。

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ここで大将が背脂を出しくれた。

「賄いで試したら良かった」とのことで入れてみてほしいとのこと。

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一気に全部流し込んだが当然ながらヒジョーにワイルドスープに変身したのだが変な話、これでこの麺とのバランスが取れたようでまとまりはよくなった。

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これだったら最初から入ったメニューが有っても良いんじゃないかと大将にも伝えた。

自家製麺化してから暫く経つが強力に再編された麺に対してのスープやトッピングのバランスをもう一度見直したほうが良いんじゃないかと思うようになってしまった廣島 牛骨らーめん 健美堂のしじみ醤油らーめんだった。

ラーメンとやきそば あかぞう(東広島市)特製醤油やきそば

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ラーメンとやきそば あかぞう

西条駅前のあおぞうの2号店のようでこちらは大きな駐車場もあって完全な郊外店のような作りになっている。

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しかし山陽自動車道、西条インターからホントにすぐでかなりわかりやすい立地でラーメン居酒屋の色彩が濃いあおぞうに対してやきそばが新たなメニューということになるのだろう。

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店内は相当に広くゆったりとしている。

自分は長いカウンターに座ったがテーブル席もあって相当な収容人数が期待できそうだ。

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せっかくなのであおぞうにはメニューにない特製醤油やきそば800円をお願いした。

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焼きそばを単品で注文したことなんておそらく初めてだ。

しかも相場は知らないがTHE炭水化物である焼きそばが800円ってのはなかなか強気に思われる。

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豚肉やメンマはまあ想定内としてもヤングコーンと焼きそばってちょっと連想できない。

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あとはなにやらキノコや野菜もあれこれはいっているようだ。

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新鮮だったのがアサリかなにかわからんが貝の食感にしばしばでくわすことでこれはまあアクセントとしては面白い。

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豆やエビなど何種類なのかわからんくらいの具のオンパレードが続く。

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だけど肝心の特製醤油が弱く後半になればなるほど完全に食べ飽きてきてズバリどの具を食べても同じに感じてしまった。

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結論としてはやっぱりこの凡庸な焼きそばで800円はちょっと高すぎるということでラーメンにあれほどいろいろヒネリがあるあうぞうの大将にしてはあまりにも期待はずれだったラーメンとやきそば あかぞうの特製醤油やきそばだった。

BELOW THE SURFACE深層の8日間

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デンマークの首都コペンハーゲンで15人の地下鉄乗客を人質にしたテロ事件が発生。

3人のテロリストたちは、現場に召集された対テロ特殊部隊に対して人質の命と引き換えに多額の金を要求するが、一方で人質とのインタビューをジャーナリストにオファーする……。

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近年のヨーロッパで頻発するテロリズムを題材として、テロリストvs対テロ特殊部隊の攻防を縦糸に、事件に絡む人々の心理や人間関係を横糸にしてダイナミックなサスペンス・アクションに仕立てたドラマ、それが「BELOW THE SURFACE 深層の8日間」である。

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全8話からなる本作は、同じデンマーク産の大ヒットドラマ「THE KILLING/キリング」と同様に、1つの事件が解決するまでの8日間を、1日1話ずつ描き、さらに1話につき登場人物のうちの1人の過去が回想の形で語られるというスタイルを取っている。

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デンマーク映画やドラマなんてまるで縁がないので全然知らなかったがアニメ進撃の巨人のリヴァイ役で有名なあの神谷浩史が主役の吹き替えやってると知ってスーパードラマTVで8話一気に観た。

ジャンル的にはアメリカドラマの24シリーズと同じテロリストとの戦いを一日を一話として描いていく。

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BELOW THE SURFACEとは直訳で「表面下」という意味だが単なるドンパチだけがウリのアクションモノではなく物語に裏がありストーリーもなかなか凝っている。

肝心のアクションシーンだが知らない役者さんのオンパレードなのに言われなけばアメリカドラマと見紛うばかりでかなり迫力がある。

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これを観てるとやろうと思えば日本でなんでこんなハイレベルな作品が作れないのか構造的に問題があるように思える。

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これからは世界中からこんな良質なエンターテインメント作品が続々と出てくるドラマ群雄割拠の時代になるんだろうか。

それにしてもかなり面白かったBELOW THE SURFACE深層の8日間だった。