らをた広島

食べ歩きブログ

ハピネス中華 舞舞(中区)パーコー担々麺

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ハピネス中華 舞舞

公式サイトを見たらパーコー担々麺が名物だと書いてあるのでコレ目当てにやってきた。

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パーコー(排骨)とは中国語で豚などのスペアリブ、すなわち骨付きばら肉(肋肉)の意味。

転じて豚のあばら肉に卵と小麦粉の衣をつけて油で揚げた中華肉料理を指す。

欧米ではポークリブ(Pork ribs)と呼び、ソースを絡めてバーベキューなどに用いられることが一般的である。

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料理法としては食塩、砂糖、酒、五香粉(またはカレー粉)を混ぜたものに漬け込んで下味を付ける。

30分ほど漬け込んだら、溶き卵と小麦粉を混ぜた衣をつけ、キツネ色になるまで油でからりと揚げる。 

ただ現実としてパーコーと言いながらとんかつに近いものが乗せられていてガッカリさせられる事が多い。

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ちょっと待ってからキタヨ!!ハピネス中華 舞舞のパーコー担々麺900円。

おおお!!この乗っているのは明らかにトンカツではなくパーコーのようなだ。

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麺を引っ張り出してみたがよく中華料理屋であるようなクタクタ麺ではなくラーメン屋にあるコシがしっかりあるタイプでこれはかなりのもんだ。

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さて最大注目のパーコーだがこれは正直驚いたがまごうかたなきホンモノで柔らかい上に上品な味付けに名物と謳うだけのことはあるなと思った。

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それにかなりの量があるのでパーコーと麺とどっちが主役かわからなくなってくる(笑)

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最初はそれほど辛さを感じなかったのに途中からグッと辛さが五臓六腑にしみてくるような感じがあって気がついたら汗だくになっていた。

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青梗菜はよくある担々麺のように一本グルっと入っているのではなくザク切りにしたのがまとめて入れてあってこっちのほうが食べやすい。

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それにしてもこのパーコーはこれまで食べた中でも絶品といえる味付けでどこか仄かにカレーのようなのが漂っているのも嬉しい。

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ゴマの香りがあるスープは後半になるともっと辛さを感じさせてくれて辛くてというよりは吹き出す汗でのぼせそうになってしまった。

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日本式の汁がある担々麺の欠点といえばそぼろ肉が丼の底に溜まってしまうのでkろえをレンゲですくって食べるのが面倒なことだがこういう風にパーコーにすればその問題も一気に解決してしまうことに気がついた(笑)

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汗だくだったのでもうスープを完食することは断念したが余裕で飲めたのに残念だ。

支払いは最新式の機械が導入されていてこれからは入店時か退店時のどちらでも機械にカネを払うようになるのかもしれない。

いやいや個人的にはかなり満足度が高かったハピネス中華 舞舞のパーコー担々麺だった。

麺彩キッチン あひる食堂(安佐南区)熟成醤油薫る醤油つけ麺

麺彩キッチン あひる食堂

久しぶりにやってきた。

ここは広い駐車場があるのでこれは助かる。

クルマを駐めて何にしようか迷っていたらちょうど限定メニューを発見してしまった(笑)

実際ここのお店はメニューのバリエーションがかなり広くて濃厚味噌ラーメン魚介系ラーメンから広島激辛つけ麺、ほかにもこんなのあんなのもあったりするがラーメン以外にもカレーや牛丼とかまであってまさに食堂だ。

限定メニューの誘惑に勝てず未食の熟成醤油薫る醤油つけ麺を大盛りでお願いした。

ちょっと待たされてからキタヨ!!麺彩キッチン あひる食堂の熟成醤油薫る醤油つけ麺大盛り1080円。

確かにこの時点で醤油の良い香りが漂っているが麺のカツオブシの香りにかきけされがちだ(笑)

どっさりかけてあるカツオブシをよけるとその下にチャーシューがでてきたが最初は何も見えなかった。

麺を持ち上げてつけダレにどっぷりと浸してわしわし食べるとなんとも不思議な味わいのつけダレはどういう素性なのかさっぱりわからん。

麺と一緒に大量のカツオブシがつけダレに引っ張り込まれるので更に味わいは変化していくようだ。

熟成醤油なのかはわからないが相当マイルドでいわゆる醤油のエッヂみたいなのは感じない。

動物性と魚介のスープってことはわかるがここの大将らしいユニークなつけダレになっている。

途中でつけダレに長ーいメンマが沈んでいることを発見。

確かに国産プレミアム小麦「はるゆたか」の麺だけあってフルフルの食感なのに上品な甘さがあってかなり凝った麺だということはわかる。

後半になっても全然食べ飽きることはないのだがつけダレの塩分濃度が若干高いようでつけダレだけグビグビ呑みたいのにそれはちょっとムリだった。

おそらくスープ割りができるのだろうが他に家族連れ客が大量注文していたので遠慮して置いた。

それにしても面白い限定メニューをよくもこれだけあの手この手で繰り出してくるもんだと感心する。

広い座敷もあったりして小さな子どものいる家族客を基本的に相手にしているのだろうがこういうラヲタ向けメニューをコツコツやってくれるのは実にありがたい麺彩キッチン あひる食堂の熟成醤油薫る醤油つけ麺だった。

大山まきば みるくの里(鳥取県西伯郡)ソフトクリーム

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やってきたのは大山

息子が案内してくれたのは大山まきば みるくの里

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さすがにココは有名な所なので初めてではないが凄く久しぶりなのは確かだ。

当日は非常に天気が良かったが少々寒かったので思ったより観光客はいなかった。

以前と比較してどういうわけか(理由はわかっているが)客のマナーが良くなっているように感じた。

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ソフトクリーム400円。

随分と高くなったように思えるがまあ仕方なかろう。

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味は昔のままで濃厚でこってりしているが甘さ控えめで相当にウマい。

下のコーンまでウマいのであっという間に平らげてしまった(笑)

幾つになってもこういう風光明媚なシチュエーションでのソフトクリームって良いもんだとつくづく思ってしまったのだった。

かどや(松江市)赤鶏鍋

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かどや

ここは島根県松江市の繁華街にあるビルの一階にある地鶏鍋料理のお店。

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実は去年から息子がここ松江市に転勤になったのでいつかは訪ねようと思っていたらコロナの緊急事態宣言だの蔓延防止宣言だのわけのわからん規制を県がやるもんだから延び延びになっていたのが解除されてやっと来れたというワケだ。

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店内は禁煙なのか他のお客さんはお店の外でタバコを吸っている。
島根県のヒトもコロナを怖がっているのかと思っていたが少なくともこのお店では無意味なマスクなんてせず、ごく普通に地元の酔っ払いが楽しそうに大声で話していてホッとした。

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基本的に地鶏のお店のようでタタキや刺し身があってレバ刺しみたいなのも新メニューとしてある。

このお店は年配の男性が二人で切り盛りされているようだ。

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メインメニューの赤鶏鍋は一人前1180円で二人前から注文できるのでこれを注文して生ビールで息子と乾杯。
ようやく最近ビールが苦くなくなってきた息子と居酒屋で呑むビールはやっぱり格段にウマい(笑)

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ニラがどっさり入った赤鶏鍋だが迫力満点でこれが煮えるのを待たなきゃならん。

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タタキ660円。
鍋を待つ間にこういうメニューがあるのは助かる。

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生レバーかと思ったら低温調理されているそうで半生レバーとでも言えばよいのかわからないが、食べた感じは生レバーそのものだ。

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鶏も具もウマいのだが特筆すべきはこの鶏のダシで余裕でこれだけでもゴクゴク呑めてしまうほどの旨さがあって当然煮てると減るのだがこまめにこのダシを追加しに来てくれる。

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第一陣がすっかりなくなったのでここでもう2人前のお代わりをお願いしたらこんな感じでドサッと具が放り込まれた。

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煮えるのを待っている間に注文した手羽先(値段忘れた)。
これも柔らかくてウマくてビールにピンズドなのよ!

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〆はなんとラーメン2玉360×2=720円。

そりゃこの上質な鶏スープでやるならラーメンだろう!!

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小鉢に入れて食べたのだがカエシがないからかラーメンとしてはもうひとつながら酔っ払いの〆なんてもう味なんてよくわからない(笑)
それにもうお腹が一杯で苦しいくらいで半玉も食べられなかった。

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残りは全部息子の腹の中に消えたのだが二人でこれだけ食べて自分は生ビール5杯くらい息子は途中から酎ハイにしていたがけっこう呑んで全部で1諭吉くらいだったので、この内容だったら大満足だ。

お店のヒトに代行運転をお願いしたら業者を呼んでくれて息子の家まで連れて帰って貰ったのだった。

いやいや松江で鶏を食べるとは想像だにしていなかったが息子の推薦のお店、かどや、なかなかの旨さだった。

麺鮮醤油房 周月(中区)天然桜鯛の醤油つけそば

麺鮮醤油房 周月

公式サイトにて告知のあった天然桜鯛の醤油つけそば狙いでやってきた。

入店すると自動券売機に裏コマンドを入れて食券を買うのだがこの説明を見ていけばまず大丈夫だ(笑)

無事食券を買ったらカウンターに案内されるのでセルフでお茶を汲んで着席する。

すると麺の量(並200g・中300g・大400g・特大500g同一料金)と麺の冷/温を聞かれるので身の丈にあった中冷でお願いした。

さてまず出てきたのはトッピングである鯛の身と海苔とワケギ?と思われる野菜だ。

これにつけダレにテカテカに光った麺がやってきた。

麺鮮醤油房 周月の天然桜鯛の醤油つけそば中冷1000円!!

最初麺だけ食べてみたがこれだけでも十分な旨さでこれはかなり期待できそうだ。

最初はトッピングなしで麺をドカッとつけダレに浸してからわしわし食べるといつものような酸味はグッと抑えられていてしっかりと鯛の出汁を感じられる。

面倒なのでトッピングは全部一気に放り込んで麺と一緒に食べるのだがワケギは個人的に食感がちょっと苦手なのでこれはイマイチだけどそれ以外はなかなかオモシロいつけ麺になっている。

鯛の身はタンパクで味がほとんどしないので一般的なチャーシューの方が嬉しいがこれはこれで悪くはない。

決して食べ飽きたわけじゃないが目の前に一味が置いてあったのでちょっとだけ入れてみたがこれはピリッと辛さを追加してくれて良い仕事をしてくれる。

つけダレが見た目ほど塩分過多ではないので変な話このまま呑んでしまえるほどだったがまあそこはちょっと止めておいた(笑)

周月さんのことだからもっとワイルドな方向性かと思ったがなかなかに洗練され過ぎない程よい洗練具合で非常に満足できた麺鮮醤油房 周月の天然桜鯛の醤油つけそばだった。

公式サイトにはこの天然桜鯛の醤油つけそばは5月15日くらいまでとあるしワケギは小松菜に変更されているようだから気になるヒトは周月に突撃せよ!(笑)

大阪かす焼そば(ヤマダイ)

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大阪かす焼そば

発売日     2022年02月21日

希望小売価格(税抜)     180円

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・地元大黒屋の粉もんソースを使った焼そば!

・具材に特製の「かす入り揚げ玉」を使用!

・パッケージのKASUYAのロゴと通天閣が目印です

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かす焼きそばは食べたことはないが、かすうどんかすラーメンなら食べたことはるので期待して買ってきた。

これが大阪発祥というも知っている。

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ソースはこれが大阪風なのかよくわからないのだが甘辛くてなかなかの味付けになっている。

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問題はメイントッピングたるかすでこれは自分が知っているのとは全然違った。

もう少し弾力ある歯ごたえと香ばしい香りみたいなのはなくどちらかといえば天かすみたいな雰囲気だ。

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がっかりした気持ちが強くなるとこれが単なるカップ焼きそばになってしまって興味は失せてしまった。

かす焼きそばと名乗るなら肝心のかすをもう少し磨いてホンモノに近づけてほしいと思った大阪かす焼そばだった。

Mine

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韓国ドラマ「Mine」は、世の中の偏見から抜け出して本当の自分ものを見つけていく強靭な女性たちを描いた作品。

全16話。Netflixで同時配信。

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元女優でヒョウォングループ次男の妻ソ・ヒスを女優イ・ボヨンが、ヒスの夫ハン・ジヨンを俳優イ・ヒョヌク、ヒョウォングループ長男の妻チョン・ソヒョンを女優キム・ソヒョン、ヒスの息子ハジュンのシークレットチューターのカン・ジャギョンを女優オク・ジャヨン、ソヒョンの息子ハン・スヒョクをエン(VIXX)、ソヒョンにつくメイドでスヒョクと恋に落ちるキム・ユヨンを女優チョン・イソが演じる。

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平穏なヒョウォングループに見慣れた二人の女性が入ってくる。
ヒス(イ・ボヨン)が選んだユヨン(チョン・イソ)はカデンツァで、ソヒョン(キム・ソヒョン)が選んだジャギョン(オク・ジャヨン)はルバートに向かう。
一方、晩餐でハン会長はヒョウォングループ代表の不正を伝え聞いて倒れてしまい、ヒョウォン家では次の代表選任を論議するが…。

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ネットフリックスの韓国ドラマ。

1話60分とちょっとあって全16話もある。

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最初はこのドラマのジャンルが皆目わからず観ようかどうしようか迷ってとりあえず1話だけと思っていた。

愛憎渦巻く上流階級の家族内に起こる物語でもしかして昼メロみたいなのかと思ったら殺人事件絡みのレッキとしたミステリーだったので観続ける事にした。

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出てくる建物は驚くほど豪華でいわゆる多くの韓国ドラマに出てくる財閥グループのストーリーでおそらくは女性をターゲットにしているのか女同士のドロドロとした雰囲気に溢れている。

女性向けだとしてもオッサンでもかなり楽しめるのはとうしてなのか最初はわからなかったが途中からだんだんとわかってきた。

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一つはやはり役者の力でこれはやはり相当なモノだと認めざるを得ない。

後はやはり脚本の面白さでこういう世界の女性たちの葛藤を上手く表現している。

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韓国はキリスト教徒が多いと聞いたことがあるがこのドラマにもいわゆるシスターが出てくる。

この謎のシスターが物語に深く関与してくるんじゃないかと期待してしまう。

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お笑い担当みたいな役者もキッチリいてコレが良いタイミングでお笑いをぶっ込んでくるのが効果的なスパイスになっていて見飽きない工夫が仕掛けてある。

一昔前、金妻と言う謎の不倫ドラマが大ブームになった事があるがソレがなぜあんなに流行ったのかこのドラマを観ていてわかったような気がする。

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しかしまあ女同士のバチバチの火花飛ぶような視線のぶつかり合いをどの女優さんも見事に演じていてコレは確かにハマるドラマではある。

時節柄か韓国ドラマもLGBTを扱っていてココらへんはなるほどなーと思わせる。

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どうやらこのドラマはボルボがバックアップしているようで出てくるクルマは尽くボルボだ。

ボルボにはこんな財閥のハイソな方々が乗るような高級車はないような気もするが韓国ではそういうイメージでもあるのだろうか。

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話しが進むに連れて良い人みたいだったのに実は極悪だったり、敵の敵が味方になったりまあとにかく酒池肉林の騙しあいや裏切りあいのオンパレードでなかなか楽しめる。

前半のドロドロだが中盤辺りから雲行きが変わり始めてだんだんと殺人絡みのミステリー色とリベンジ的色彩が強くなってくる。

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普通は最初に誰かが殺されて犯人をアレコレ謎解きするものだが、このマインは殺されるヒトがわかっていて、殺されるまでを延々と描いていくという斬新な切り口だ。

かなりヒステリックなキャラクターが何人も出てきてこれがギャーギャー喚き散らすのは観ていてストレスになったがコレも意図的な仕掛けなのだろう。

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しかし今回のドラマの悪役も念が入っていて演技力もある俳優が実に憎たらしくバッチリ決めていてコレは見応えがある。

思い起こせば昔観た冬ソナの大悪玉親父を演じたオッサンが今回も諸悪の根源でこの俳優さんはこの手のドツボ役が良く似合う(笑)

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それに昔の韓国ドラマお得意の記憶喪失が出てきて伝統的既視感はかなりあるのだが内容的には斬新という不思議な展開をしていく。

徐々に物語は刑事目線になるので結果的にどんどん推理ドラマ的になっていって愛憎渦巻くオンナのドラマだったとは思えないほど雰囲気が変化する。

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ネタバレになるので詳しくは書けないが肝心の推理の結末であるがツッコミ所も多々あるがコレは確かに予想だにしない展開にタマゲたが上質なミステリードラマとして成立しているのは間違いない。

前半と後半とでの変化を引き伸ばし策とも取れるがソレでも最後まで全く飽きずに観させる技量は大したもんだと感服したMineだった。