らをた広島

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結果から言うとここ数年でベストと断言できるデキだ。
脱帽である。
素晴らしい。
デュカプリオの映画初めて観た。
かなり難解な内容で一度観ただけじゃ理解できないが凄く練り込みよく出来た脚本だ。
久しぶりにCGのためのCGじゃなくすべて必然性のあるCGが効果的に使われているのを体感した。
この映画は監督と脚本家が同じでクリストファー・ノーランと言うダークナイトを手掛けたヒトらしい。
ダークナイトは日本じゃコケたようだが作品自体は面白かった。
監督脚本家同じってのはやはり作品に中心軸ができストーリーに深みがでるからデキとしては破綻がない。
2時間を少し超える内容ながら最初のコンセプト設定が良いため一気に展開していく。
海、雪山、廃墟に雨の大都会ととにかく舞台が次々に変わり撃ち合いやカーアクションもスリリングでめくるめく成り行きに怒涛のクライマックスと驚きのラスト。
それでもマンガっぽくならずにこれほど先が全く読めなかった映画も珍しい。
見所のひとつ、我らが渡辺謙はこの映画でも非常に重要な役どころで最初から最後までずっと出演しているところから見ても彼のハリウッドでのたち位置がどれほどのものか伺い知れる。
もともと字幕が苦手なので吹き替えで二度観た。
(っていうかこの映画字幕でみて一度で理解できるヒトいるのかな?)
渡辺謙渡辺謙に吹き替えしているがさすがプロの声優さんに負けていない。
感動して泣かすだけが感動映画ではないと思い知らされる。
非常に高い知能を感じるハリウッドが腐っても鯛なんだと納得するにじゅうぶんなハリウッドにしかできないまごうかたなき傑作。
まだ観てないヒトはお正月休みに是非!(笑)

http://www.youtube.com/watch?v=ZfDm3s_IcqM

http://www.youtube.com/watch?v=m-EDlELsGW8