らをた広島

食べ歩きブログ

達磨 雪花山房

達磨 雪花山房・だるま せっかさんぼうと読む。
普通読めまへんわな(笑)

山口のブレンボさんがここに新蕎麦を食しに行こうと誘われたので前日忘年会だったにもかかわらず頑張って早起きして中国自動車道久地SAに集合。

12月の広島の豊平みたいな山奥はとても寒い。
これまで何回か行った事はあるのだが道案内が定かじゃないのでブレンボ号に先導してもらう。

だんだん山深くなってくる。
こんなところに飲食店があるんかいなと心配になること間違いなし(笑)
どんどん道は急勾配で細くなり離合がやっとな民家の私道みたいなとこをずんずん行くと・・・・

どどーんと立派な浮世離れした建物が目に飛び込んでくる。
ココがあの有名な高橋邦弘名人の達磨 雪花山房である。
ヒカエオロ~┌( ̄0 ̄)┐ウオーホッホッホッホ

まだ11時前だというのに駐車場には他府県ナンバーのクルマやバイクがたくさん停まってる。
こんな山中にこれだけのヒトが集まってるなんて通常じゃ考えられない。

しかし立派な建物だ。
ココは北広島町が高橋邦弘名人の蕎麦処を誘致したのだそうだ。
凄まじい田舎だが広大な土地にこの達磨 雪花山房と高橋名人の自宅とその弟子達の住み込みする建物とがある。

雰囲気のあるドアを入るとそこは別世界だ。
和風を基調としながらもカウンターがあったりテーブルがあったりするちゃんとしたお店になっている。
我々は奥の団体用の和室に通された。

6人が座れる卓袱台に食器がおいてある。
この状態で蕎麦ができるのを待つわけだ。

キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━これが達磨 雪花山房の新蕎麦。
色は若干緑がかっており香りが素晴らしい。
仲間内の一人が塩で蕎麦を食べたいといいだして注文し塩を持ってきて貰った。
塩で食べる蕎麦はこれは鮮烈で確かに蕎麦本来の味を楽しむならばこれに勝るものはないのかもしれない。
俗物な自分はここのワサビのあまりの旨さに病られてしまい塩を断念しツユでいただいてしまった(笑)

そば湯もむちゃむちゃ美味いやん。
なんちゅうかすごく崇高なモノを食べていてアタマがよくなるんちゃうかって感じがする。

メニューはもりそば700円しかないので2枚をあっというまに平らげてしまった。
超不定期な営業形態なのでサイトで確認してからじゃないとこんな田舎まで来てもしも営業日じゃなかったら倒れそうになること必至(笑)
この新蕎麦の季節、やはりここははずせまへんわな~
ブレンボさんありがとう!