らをた広島

食べ歩きブログ

アルファロメオ155V6


弟が15年以上乗っていたアルファロメオ155。
もうメーターは一回転して10万キロ走行した。
たしかこの155はアルファロメオが公営企業からフィアットに身売り同然で買収された関係でアルファ初のFF車じゃなかったかな?
フィアットティーポあたりにちょっとばかりカッコ良いボディを乗っけただけのお手軽大衆車。

このクルマはツインスパークのフィアット製2000ccじゃなくアルファロメオ製の2500V6エンジン搭載のスポルティーバってバージョン。
性能がどうのこうのというより音がとってもそれらしかった。
聞くところによるとこのV6エンジンは日産のVQエンジンと寸法がほとんど同じだったらしい。
日産がパクるくらいだからそもそものデキは良いエンジンなのだろう。

このバージョンの上級にはQ4って4駆にターボ仕様があった。
これはDTMに参戦していたイメージのワイドボディで更にかっこよかった。

ただしレース車と比較して小さいホイルアーチと15インチタイヤの貧弱感はいかんともしがたくQ4であってもDTMでベンツを蹴散らす155とは別物に見えて仕方なかった。
ちなみに市販車のQ4、ドンガラ以外はあのランチャ・デルタ・インテグラーレと全く同じという事実は意外と知られていない。
残念のは2000-2500クラスなのにMTのみだったこと。
たぶんまだAT車を造ることができなかったのだろう。
だからあまり売れなかった。
弟はこのクルマに1km先からでも分かるような爆音マフラーを装着して長い間大事に乗っていた。
ガレージには代車の方が長く置いてありマジで乗り換えたのかと思ったこともある(笑)
この愛すべき走る鉄くずが遂にお亡くなりになってしまうようだ。
ちょっぴり残念( _ _ )/' チリーン