らをた広島

食べ歩きブログ

エグザンティア


かつてエグザンティアに乗っていた。
Xantiaと綴り本国ではクサンティアと発音するようだ。
何だかクサイようなイメージあるから日本ではエグザンティアと呼ぶ(笑)
一般にはあまり知られていないと思うが日本でBXの後継としてけっこう台数でたんじゃないかな。
フランスはシトロエンの中型セダン。
ボディデザインはベルトーネ
自分は近所のユーノス店で購入した。
新車から10年くらい乗ったかな?

ハイドラクティブと言われるスプリングを使わないコンピュータ制御のいわゆる油圧式アクティブサスペンションを装備していた。
その乗り心地は特有で加減速時やコーナリングようにGがかかると常に車体を水平にしようとして足がぐにゅぐにゅ動くのである。
上り坂を走っているとケツが勝手にせり上がってきて後ろが見えなくなったり(笑)
その代わり凄く柔らかい乗り心地を確保しながらロールをまったくしないのは見事だった。
また、フランス車特有のシートのデキも(リアシートの快適さを含めて)素晴らしかった。
だけどプジョー製の2000ccエンジンはかったるく国産テンロクくらいのパワー(笑)しかもハイギアードでカックン4ATそのくせハイオク指定。
排気音もしょぼくて、長距離を淡々と走るのが得意なクルマだった。
ユーノス(マツダ)がシトロエンから撤退し5年経った頃から部品が直に入手できなくなった頃ロータリー4ドア4シーターの発売の知らせが来たので実車を見ないでRX-8に乗り換えた。
それから6年。

5年のメーカー保証が切れるのを待っていたかのようにイグニッションコイルの故障(笑)
先日2つ交換したがまた残りが壊れた。

ロータリーはどうやらツーローターに全部で4つプラグがあり、そのひとつプラグに火が飛ばなくても問題なく動くようだ・・・・パワーは足りなくなるけど。

ユーノスはなくなったのでその親会社であるマツダ中販本社に修理にいく。
担当のメカのヒトはエグザンティアからずっと面倒をみてもらってるヒト。

この時期にきて似たよなタイミングで4つのイグニッションコイルが次々に壊れていくのはイマイチ納得いかないけどマイナーなロータリーだから仕方がないのかもしれない。

全自動車・バイク会社や農耕・建設機具や航空船舶なども含めれば夥しい数の会社が日夜寄ってたかって開発しつづけるレシプロエンジンに対して広島の田舎で地味~にマツダ一社の数人の技術者によってで開発するロータリーエンジンでは信頼性に大きな差があって当然なのかもしれない。

などとオリンピックの放送を見ながら待っていると作業がおわったようだ。

う~~んちょっと高いような気もするが仕方がない・・・

すっかり直っていつもの気持ちよいふけあがりを取り戻した。

ばっちり警告灯も消えてるしまたこれからもお世話になるよ~エイトちゃん(笑)
最近自分よりも胸(排気量)が大きくて若くてぴちぴちの1400GTRに私が浮気しまくりだって嫉妬してぶち壊れないおくれ~