らをた広島

食べ歩きブログ

デュラララ!!



知り合いの勧めでDVDで観た。
ひさしぶりにハマったアニメーション。
最初は毎回が登場人物の丁寧な紹介で徐々にストーリーの全体像が見えてく奇抜な展開をしていく。
池袋を舞台に集まっているわけのわからぬ人々が複雑に絡み合ってアニメならではの現実離れしたキャラクターがあるモノを探していくというのがまあこのデュラララ!!の大まかな骨子だがそれだけで終わらせていないのがミソかな?
話しが進んでいくに従ってそれぞれのキャラの役割がわかり始めこの最初はよくわからず摩訶不思議な物語は思わぬ方向に突き進んで行き加速度的に面白くなり惹かれていく。
とにかく毎回キャラ別の視点からひとつのエピソードが語られておりかなり斬新な切り口のアニメーションだ。
しかしまあよく練られた設定とストーリーだとホレボレする。
登場人物がかなりいるのでこれだけ風呂敷を広げるだけ広げたら収集つかないかと心配するほどだったが見事に全てがひとつにまとまり始めるのだがそれでもラストのどんでん返しを期待させる。
DVDは12枚で24話で完結だからそれほど長編ではないから中だるみなくサクサクスピーディーに小気味よく展開する。
まあただとても期待してしまったオチなんだけどこれが読み通りで非常に凝ったキャラ設定と進行の割に最後の最後で単調な展開になりヒネリか足りない気もしないでもないがトータルではよく出来ていたと思う。
日本には伝統的に優秀なアニメーションがたくさんあるがこういう作品から次世代を担う人材が育成されこの伝統は引き継がれていくのだろう。