らをた広島

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借りぐらしのアリエッティ



ジブリ作品。
DVDで観た。
監督はあの宮崎駿ではないようだ。
主人公はアリエッティというコビトの女の子だ。
遥か彼方昔ミクロイドSと言う手塚アニメがあったがまあこういう映画やアニメでは比較的よくある世界観と人物設定だ。
アリエッティの暮らすコビトの世界はジブリアニメらしく非常にていねいに作り込んであり細かいところまてリアリティを持たせて描いている。
そのコビト種のアリエッティと病気静養している人間の少年との心の触れ合いの話しだ。
当然悪役でイジワルな家政婦も登場する。
まあなかなかよくできてはいるが如何に言ってもストーリーが淡白すぎやしないか?
上映時間が短いのはまあ良いとしても内容がありきたりだしワザワザ映画にするほどかね?
これなら4月や10月のテレビ番組改編時にスペシャルかなんかでやるルパン三世もどきのデキでしかない。
はっきり言って後半完全に失速してる。
さすがの最近の目の肥えたオコチャマ達には通用しないだろう。
ジブリも相次ぐヒット作で企業として大きくなったのか或いはスポンサー様からのプレッシャーかどうなのかは計り知れないがどうも次々に新作を出し続けないといけない都合が見え隠れする。
その分作品の当たり外れもでてきてしまうと言うワケなのだろう。
とにかくこれだけジブリで空振りくらったのはあのゲド戦記以来である。
そういう意味では印象深い作品数とも言えるだろう(笑)