らをた広島

食べ歩きブログ

ニキータ



アメリカのテレビドラマ。
DVDで観た。
もともとはリュックベッソン監督の映画。
自分は映画みてないからよくわからないがなかなかテンポがあって面白いドラマだ。
あのトゥエンティーフォーがファイナルシーズンを向かえてこの手のスパイアクション物がなくなったと嘆いていたらまさに女ジャックバウワーとも言えるニキータの登場だ。
たぶんタイミング的にドラマトゥエンティーフォーの柳の下のドジョウを狙った番組だ。
だからどうしてもいちいちトゥエンティーフォーと比較してしまう。
ニキータ役のマギーQはベトナム系のエキゾチックな東洋系美女でどこかで観たことあると思ったがミッションインポッシブル3に出ていたヒトのようだ。
ジャックバウワーのように特殊訓練による人間離れした強さをもち、鉄の意志を内に秘めているが女性が主役な強みを発揮して洒落た衣装を纏いスタイリッシュに華麗に活躍する。
アクションシーンはほとんど映画品質でリアリティも凄まじい。
この手の戦闘シーンはやはりハリウッドに一日の長があるようでいつかDVDで観て力抜けた日本映画「SP」の映画版など足元にも及ばない。
だがジャックバウワーがアメリカに絶対の忠誠を誓い合衆国大統領を後ろ盾にしてテロリストどもを蹴散らしまくるのに対してニキータのモチベーションは単なる復讐だ。
物語のスケールや世界観が桁違いに小さくてショボいのが悲しい。
ここの部分が弱いからトゥエンティーフォーに較べてもひとつストーリーに入り込めない。
まあそれでもこういうハードボイルド系のテレビドラマはなかなかスカッとするしニキータのこの世のモノとは思えない霰もない水着姿も見れるしまあこれはこれでそういうシロモノと思ってつきあうのが正しいかな(笑)