NHKで放送していたのはかなりカットされていたからわかりにくい部分もあったらしいが今回のはノーカットの完全版だ。
登場人物の喫煙率が高く少し古さを感じはするがやはりこれはこれでよく出来ているなーって感心する。
ある女性はこれみて嗚咽が出たとか話していたが自分はまるで泣けなかった。
どうして面白いとは思うのに泣けないのか？
それはおそらくはこのドラマの視点がどこかやはり女性側からになっているからかも知れない。
ってテーマではあるが自分にはキマジメな幼なじみとどこか影のある不良転校生のタイプの全く違う二人のイケメンにモテまくるのを良いことに超思わせぶりで狡猾に立ち回るヤな女の語しにも思えなくもない(笑)
まあある意味世の女性にはこういう願望があるのだろう。
しかしこのドラマの出現は画期的だ。
日本で海外ドラマって言ったらアメリカのドラマしかなかったが冬のソナタがヒットして以降は次々に韓国ドラマが紹介されるようになる。
レッドクリフのヒットもそうだがより身近なアジアの国々の作品がどんどん入ってくればより日本映画やドラマには良い影響があるのは必至である。
しかしこのドラマに限らず劇中でよくでてくる記憶喪失だが実際にそんなことあるのか甚だ疑問だ。
同じように簡単に気絶させたり直ったりって言うのも実際の暮らしではメッタにあるもんではない。
ドラマでは交通事故で記憶が無くなったから別の記憶を植え付けてることになっているのだがおそらくそんなことは現実にはできないのだろう(笑)
主人公達は清廉純潔でイマドキの若者にしては有り得ないくらい清く正しく美しくなのにその親達は破廉恥・不道徳でやり放題のエロ年寄り軍団でソイツらのドロドロ愛憎劇の尻拭いを、二人のイケメンを優柔不断ぶって手玉にとりまくる性悪女が要領よくこなしていく物語、これがドラマ冬のソナタの実態である(笑)
