らをた広島

食べ歩きブログ

汁なし担担麺専門 キング軒


ある寒い日に五日市から広電にのって広島市中心部にやってきた。
どうやら世界遺産原爆ドームの修復作業をやっているようだ。
テレビ局のカメラも何台か取材していた。
9bc59f70.jpg

そこから少し歩いて中国電力本社ビルの近くにある汁なし胆胆麺専門キング軒にやってきた。
中電病院の裏手になるのかな?

場所柄当然駐車場はない。
このあたりに勤める人々ターゲットなんだろうからこれでいいのだろう。

この看板が道路にでているので近くを通ると発見するのはカンタンだろう。
まだオープンして新しいお店のようだ。
店内は外から見るよりけっこう広く大まかに二つの空間に別れている。
奥の方までは見えなかったが全部カウンターなんかな?
けっこう人数が入れそうだ。

汁なし胆胆麺のお店のお約束のようになっている券売機での先払いシステムはここでも踏襲されており広島人としては慣れっこではあるが後払いが常識の他県民や初めてのヒトは学食みたいなこの段取りに違和感を覚えないとは言えないだろう。
それにこのシステムは結局のところ券売機がメニュー代わりになってしまうのでじっくりどれにしようか思案する時間がそもそもないし後ろに次の客でも並ばれようなら券売機操作を焦ってしまう。
そういうムキには公式サイトでメニューを事前に選んでおけということか??(笑)

テーブルには汁なし胆胆麺の専門店らしく唐辛子に山椒と胆胆麺のたれが置いてあるのはわかるが酢はどういうことなんだろう?
胆胆麺に酢を入れるってヒトがおるのかな?
23f1fc2f.jpg

イョ━━━━━━(=゚ω゚=)━━━━━━!!
キング軒の汁なし胆胆麺3倍580円。
いつもはネギを大盛りにすることが多いのだがココはそういう選択肢がない。
それでも充分すぎるくらいにネギは大盛りだ(笑)
da73f28c.jpg

あと器がとってもシャレているしかなり深くてデッカイ。
これって混ぜまくらなきゃならないこの料理には実は大事なことなんよね。

「汁なし」っつても汁あるやん!!」
って突っ込みたくなるがまあこれはある意味汁なし担担麺のお約束って感じだ。
さっそくぐるぐるかき混ぜることにする。

3倍の辛さではあるがそこまで凄い辛さじゃないので普通のヒトでも余程辛いのがイヤじゃなければこのあたりの辛さが丁度良いかもしれない。
それともともとかなりマイルドな胆胆麺なのでパンチがあるタイプが好きなら元祖の本家に行った方がいいのかも。
373e35fe.jpg

店員さんが胆胆麺を持ってきてくれたときに
「テーブルの山椒は今しがた挽いたばかりですので是非お試し下さい。」
と話してくれたのを思いだした。

そこで3分の1ほど食べた時にこの挽き立て山椒を追加投入。
( (ノ゜ο゜)ノ オオオオォォォォォォ-
これは凄い!!
鮮烈な香りとともに口腔内は言うに及ばず口唇まで痺れまくる。
更に山椒追加して好みの味に仕上げてしまった(笑)
これこれ~~これこそ汁なし胆胆麺よのぅ~~と一気にかっこんだ。

あまりに旨かったので最後はご飯を投入するって選択肢もあったがここでも券売機の弊害で「ご飯追加!」って気が弱い自分は追加注文しづらいのだった(笑)
それでも残っただしを最後まで残らず平らげてしまった。
うぬぬぬぅ~~~これはなかなかハイポテンシャルな汁なし胆胆麺専門店が誕生したものだ。
これからがとっても楽しみだし今回の経験を踏まえて再訪しなくちゃね。