らをた広島

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劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the T railblazer-



機動戦士ガンダムシリーズの最新劇場版。
ちょっと前にあった00ってダブルオーの最終戦を描いたもの。
まあ毎年新しいガンダムができているわけでその意味では仮面ライダーシリーズや戦隊シリーズと形こそ違えど常にマンネリズムに苛まれている悩ましいサンライズのドル箱である。
ガンダムも生誕35周年を迎える。
ファーストガンダムではリアルロボットアニメの金字塔と言われそれ以前の宇宙戦艦ヤマトに代表される宇宙人と戦うようなロボットアニメと完全に一線を画したことでリアリティを追求した作品だった。
この作戦は見事にあたり当時のアニメ小僧はこぞってこの機動戦士ガンダムの世界観にハマりまくった。
そして今なお我々の心を捉えて離さない。
それが今回の劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblaze-ではどうだ。
なんとガンダムの敵は異星の金属生命体だ。
これって人間みたいじゃないししゃべったりはしないが宇宙人だ。
ファーストガンダムが構築したリアルロボット路線も行きつくとこまで来たら結局はぐるーっと回り回って古い古いオーソドックスな宇宙人との戦いに輪廻してしまったのかとがっかりした。
確かにCGを駆使した映像は非常に美しいし映画の最後に丁寧にオチまでついてはいるがちょっと悲しい結末かなー。
最新テレビ版のガンダムエースは完璧な子供向けらしいからこの機動戦士ガンダムシリーズもとうとう大きな曲がり角にさしかかっているのかも知れない。
その反省からなのかわからないがガンダムUCはかなりのデキなのだがこれからもあくまでもガンダムシリーズには「リアルロボット路線」を継承して欲しいと切に願ってしまった。