
広島市中区の幟町に鍋焼らうめん ぽんがある。
どちらかと言えばオフィス街になるのかな。

専用駐車場はない。
だけど近隣にはコインパーキングがたくさんあるのでクルマで来ても置き場には困らないだろう。

しかし派手な外観だ。
赤色灯と黄色灯がくるくる回っているので夜はさぞかし目立つだろう。
とびらにメニューと「食券制」と書いてあるが普通は見落とすわな(笑)

ドアが左に開いてその陰に隠れるように食券機があるので最初にこれを見つけるヒトの方が少ないんじゃないかな。
自分も店に途中まで入って途中でこれに気付いた。

初めてってコトで今回はやっぱり店名を冠された鍋焼きらうめんにすることにした。
らーめんじゃなくらうめんって呼ぶみたいだ。

店内はカウンターだけの細長い構造になっていて10席程度しかない狭い空間。

その狭い場所にあれこれ書かれた調味料入れや・・・

営業時間やネットのこと・・・

空調を自分で調節しもいいとか・・・

極めつけはラーメン(らうめんじゃないのか?)を作っているときに話しかけるなとかとにかくごちゃごちゃあちこちに書き込みがしてる。
待ってるときは暇だからまあこれを読むだけで時間が潰れるのでこれはこれで効率が良いのかもしれないが煩いといえば煩い感じは否めない。

ちょっと待ってからキタヨ、鍋焼きらうめん680円。

鍋焼きってくらいだからアツアツの鍋にはいって提供されるので当然ぐつぐつだ。
器は触れないくらいに熱してある。

自分が以前本場須崎で食べた鍋焼きラーメンとビジュアルが随分違うな〜
もっと「鶏ラーメン」って感じだったしダイコンなんて入ってなかった。

なんだか野菜まみれのラーメンって感じになってしまって麺にそれらが絡まってあがってくる。
これはもう鶏のラーメンって気配はまるでなくどっちかというと具だくさん濃厚醤油ラーメンって言うのが正確にコレを指し示す言葉になるだろう。
量もかなりあってお腹は満たしてくれるのだが予想通り後半強烈に飽きてくる。

こんなときは卓上調味料に頼るのがベストだ。
鍋焼用「にんにくスパイス・鍋焼きらうめんに一匙入れるとコクが増します」と書かれたコイツを書いてある通りに少しだけ入れてみた。

ニンニクが入るので確かにコクは増すがこれだと自分が知ってる須崎の鍋焼きラーメンとは似ても似つかない全然別の食い物になってしまう。

果たしてこのラーメンが鍋焼きしなきゃならん理由がもはやよくわからないのだがまあこれはこれで広島人の解釈する鍋焼きラーメンってことになるのだろう。
だから「鍋焼きラーメン」じゃなく「鍋焼きらうめん」なのかもしれない(笑)
本場のいわゆる「鍋焼きラーメン」を知ってるヒトがそれを期待して訪れると肩すかしを食らうことななってしまうのは確実な鍋焼きらうめん ぽんだった。
鍋焼らうめん ぽん (ラーメン / 銀山町駅、胡町駅、八丁堀駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0