これが現行のKTM990アドベンチャー。
エンジン 水冷4 ストロークDOHC4バルブ75°V型2気筒（ドライサンプ）
総排気量 999cc
内径/行程 101/62.4mm
最高出力 115ps（84.5kW）/ 8750rpm
最大トルク 100Nm/6750rpm
タイヤ F/R 90/90-21；150/70R 18
シート高（無負荷） 860mm
燃料タンク容量 約19.5L / 4L リザーブ
半乾燥重量 約209.5kg（燃料含まず）
乗車定員 2名
カラーバリエーション ブルー／ホワイト
メーカー希望小売価格（車両本体価格） 174万9000円（166万5715円）
どうやら2013年モデルはフルモデルチェンジするらしい。
KTMのサイトに正式に発表されている。
KTM 1190 アドベンチャー
2013 年春よりフレームからエンジンまで、全くのニューモデルとなる 新世代のアドベンチャーがデビューいたします。
KTMがこれまで成 功してきた通り、パワフルな V ツインエンジンを搭載し、舞うがごとく 軽量に仕上げられたこの新アドベンチャーは、強烈なスポーツマイン ドをもったライダーに贈る、他に類を見ないツーリングマシンです。
その能力は新たに開発された最新鋭の電子制御システムにサポートさ れており、未来的とも言える最新性能を獲得しています。
1190 Adventure に関しては、一般道をより快適に、よりスポーティー に走ることに集中。ワイドなロープロファイル 19&17 インチタイヤを 装備して、ストリートユーザーが楽しめるような仕様としました。
要はかなりのオンロード指向で豪華SUV路線を歩むって内容のようだ。
装備が・・・
BOSCH 製 ABS
BOSCH 製トラクションコントロール
電子制御 W P 製サスペンション (EDS)
ワイヤースポークホイール/チューブ レスロードタイヤ(フロント120/70-19 リア170/60-17)
調整 可能なフットレスト・シート高・ハンドルバーポジション・ウィンドシ ールド
VDO 製最新コンビネーション・メーターパネル
電子制御てんこ盛りにほぼオンロード用ホイール&タイヤで「マニアックなビッグオフローダー」から「ダレでも乗れるお気楽ツアラー」へと転換を図ろうとしているのがわかる。
KTMも商売だろうし世の中の流れからしてよりメジャーな方向性は理解できる。
同時にKTM 1190 アドベンチャーRというオフロード仕様も同時発売されるようだ。
メーカーコピーが・・・・
一 方、Adventure R はこれまでの伝統にのっとって KTM らしくオフロード での運動性能を重視。ボディサイズを感じさせない走りはエクストリ ームなシチュエーションでも能力を大いに発揮させられます。
エンジニアリングと性能はもちろん、コンポーネントや仕上がりなどの 品質が格段に向上するなか、車両重量をほとんど増加させることな く、長年作り続けたアドベンチャーの価格帯から乖離することもなくま とめられた新世代モデル。より一層魅力的なバイクとしてデビューい たしました。
タイヤサイズはオフロード用になってはいるがタイヤそのものはオンロード用にも見えなくもない。
>動力性能
最高出力 110 kW/150 hp
最大トルク 125 Nm
車重(満タンク時)235 kg
ワイヤースポークホイール/チュ ーブレスロードエンデューロタイヤ(フロント90/90-21 リア150/ 60-18)
排気量の増加に伴って当然ながら車重も増加してBMWやヤマハテネレとほぼおなじくらいになってしまっている。
ビッグオフローダーのベンチマークはBMW R1200GSであることは間違いない。
このBMW R1200GSの209万5000円って価格も暗黙のベンチマークとなるのでこれを超えるライバルはゼッタイに出てこない。
ということは現行よりも値段上昇して190万くらいになることは確実だろう。
ラリー車両をベースとする孤高の純オフロードツアラーの2012年型か快適ハイテク装備満載でオフロード色を薄めてよりオンロードツアラー指向となった新型か、欲しいヒトは悩むコトぢゃろぅのぅ〜（笑）
