
さて津山での昼飯は商店街をちょっと奥に入ったココ、鉄板焼肉千恵。


岡山県津山市って言ったらもう「ホルモンうどん」って即答できるくらいに有名なのだが今回主催のYさんの話しによると実際にはそういうメニューを地元のヒトは食べていないそうだ。


どうやら有名な「ホルモンうどん」なるものは市役所が仕掛けた町おこしメニューでそれがまんまとB1かなんかで当たりマスコミのお陰もあってご当地料理のようになってしまったってのが真相のようだ。


事実この店に入ろうとしたら大将がでてきて
「うちはホルモンはあるけどホルモンうどんはないよ~」
と話しておられた。
やはり「ホルモンうどん」を求めてやってくる観光客が多いのだろう。

店は奥行きがあってけっこう広い。
大きな鉄板の周りに6人程度は座れるようになっている。


この日はお昼時に伺ったのだが中にはもう鉄板焼肉でビールを呑んでる団体いた。
地元のヒトなのだろうか?
だけどホルモン焼肉でビールなしってのもツラもんがあるような気もしてきた(笑)

メニューではあるがお任せで1人1000円程度と聞いていたから今回の幹事さんに注文は一任する。


すると大将が手際よくホルモンを焼き始めた。
ジュージューと食欲をそそる音が店内に響き渡る。

テーブルにはタレとネギの入った容器がある。
これでセルフでタレを作るようだ。

こんな感じ。
なかなかコッテリして甘口の旨いタレ。

さて鉄板の方はいよいよクライマックスになってきたようだ。
ホルモンに途中からタマネギを加えてタレを絡める。


そのまま全体に火を通してできあがりのようだ。
鉄板の上に置いてあるそのままを食べる。

さていよいよ完成だ。
鉄板で食べるからどこまでがダレのなのか判然としないがこれはこれでなかなか楽しい。
この状態から・・・

ホルモンとタマネギ一緒にタレにつけて・・・

このご飯の上にのっけて食べるのよ・・・・
うぬぬぬぬ~~~旨い、旨すぎる・・・・

驚いたことにこのホルモンは歯に挟まらない。
これだけぶりぶりぐりぐりの弾力があったらとてもじゃないがデンタルフロスしないと口も開けられない状態になるのが普通だがやっぱりかなり上質のホルモンなのだろう。


どうでもいいがこりゃビールが欲しくてタマランがバイクで来た以上それもままならぬ。
仕方なくお茶を飲み干した(笑)

ちょっと食べてしまったがご飯にはこの味付け昆布がオマケでついてくる。
またこれが良いアクセントになってホルモン焼肉を最後まで食べ飽きさせない。

いやいやハッキリ言ってこれは美味いよ。
どうやら会計はホルモン(小腸)が700円、タマネギが170円、ご飯が170円で全部で1040円ってことのようだ。

実際お腹いっぱいだしこんな上質良質なホルモンならこれくらいの値段はするだろう。
個人的に勝手に「ホルモンうどん」が昼飯なんだろうと高をくくっていたが津山と言えばホルモン焼肉ってのが本当の姿なのかも知れないのぅ~(笑)