達磨 雪花山房 (だるま せっかさんぼう)広島県山県郡北広島町
広島県山県郡北広島町の更に山の奥地。
田舎って言うよりクマの住処に人間が入っていくような山道をどんどん登ると突然こんな御殿が現れる。
完全に浮き世離れしたこの建物が達磨 雪花山房 (だるま せっかさんぼう)。
あの高名なそば打ち職人・高橋邦弘名人に会ってしかもその蕎麦が食えるという蕎麦マニア垂涎の蕎麦屋と言っても過言ではないだろう。
高橋名人はテレビのドキュメンタリー番組にでたりしているこの道の第一人者らしい。
新ソバになるこの季節、今年も達磨にどやどやとバイク10数台で押しかけた。
それも到着したのが午前10時過ぎ。
そんなに早く来てどうすんだ?みたいなものだがここ達磨 雪花山房 (だるま せっかさんぼう)は呑気にのこのこ昼過ぎくらいに観光気分でやってくるととてつもない大行列っていう高いハードルが手ぐすね引いて待ち構えてる。
だから行列で延々待ちたくないせっかちさんは開店前に来て待ってるのが正解。
なんでかって言うと一応11時開店ってなってるが実際には10時20分くらいには開けていただけることが多い。
この日もそれくらいに総勢14人の大団体さんは奥の大きな部屋に通された。
メニューなんてなくて「もりそば」だけだから何枚食べるかを聞かれる。
通常オトナなら女性でも2枚、男性なら3枚は食べれるだろう。
薬味はネギと辛み大根とワサビ。
きたね!
達磨 雪花山房 (だるま せっかさんぼう)のもりそば700円。
実は自分はソバのなんたるかを語れるほどソバに詳しくない(笑)
だけどここのソバが他のソバと違うってことくらいは判別できる。
ぐっとしっかりしたコシがあって歯ごたえが素晴らしい。
新ソバらしさって実はよくわからないのだが爽やかな香りがある。
つけ汁も関東風辛口醤油が使ってあるそうで普通の店で出されるような甘い感じのツユとはハッキリと一線を画す。
陶然となるってこういう時に使うのかも知れない(笑)
冷たいソバを食べ終わった後のお楽しみである温かいそば湯。
ココはこのそば湯も一流なんよね~。
残ったツユにそば湯入れて飲むとなんという極楽よ。
それにカラダが芯から温まるしええですのぅ~
ただこの達磨は完全な不定休。
しかも週末だけしかやっていない。
今月なんざ3日と4日のみの営業ときたもんだ(笑)
ソバ好きならココがいつやってるのかホームページでしっかり確認してから朝早くに出発するのが正解だろう。