りょう花 広島祇園店(安佐南区)真麺
安佐南区祇園のでっかいイオンモールの近くにらーめん工房りょう花広島祇園店がある。
わかりやすいといえばわかりやすいが自分はこのへんに土地勘が全然ないので迷ってしまった。
りょう花って言ったら四国発祥の資本系ラーメンチェーン店。
だからココも店の前に駐車場はばっちりあるし店構えもそれなりにラーメン屋と一瞬でわかるようになっている。
まあチェーン店らしく大袈裟でわけのわからん講釈がいろいろ書いてある。
「不純物ゼロ奇跡の塩」に「モーツアルト熟成自家製麺」などもう言ったモン勝ちかいな?(笑)
暖簾をくぐるとなんとなくでっかい屋台のようなチェーン店によくある内装。
おまけにこれまたよう意味わからん標語みたいなのがあっちこっちに書いてありウンザリさせられる。
店内は広い。
カウンターにパーティションのあるテーブルに奥の方には個室の大部屋みたいなのもある。
これだったら家族連れはもちろん一気に30人くらいは収容可能かもしれない。
今日の目当ては真麺(しんめん)490円。
「麺とスープだけで満足の味。
具がないらーめん?
と拍子抜けされたことでしょう。
『塩らーめんは麺とスープの上質な味のバランスであり、その2つの要素だけで美味しいものが、究極の塩らーめんである』という想いの元、探求の末、お出しできるところまで来たと思いできたのがこの真麺です。
【究極のらーめん】にむけて
真麺・りょう花は進化し続けます。」
だそうである。
要するに素ラーメンってところか。
モーツアルト熟成自家製麺。
以前の超プラスティッキー麺に較べれば格段に旨くなったがそれでもまだ若干の人造麺感の残るまあまあの麺ではある。
スープも相変わらずやや薄っぺらさはあるがこの手のチェーン店にしてはかなりのデキでハッキリ言って悪くない。
具がネギしかないのでもっと貧相なラーメンになってしまうかと心配したがこれなら値段を考えればじゅうぶんに勝負になるだろう。
同行者が注文したトマトラーメン。
塩ラーメンからの発展系としては比較的良くある種類のラーメンではあるがこれはこれでなかなか旨い。
ほとんど洋風ラーメンって感じかな。
冠に「チェーン店としては」ってセリフがいつもついてまわっているりょう花ではあるがここ最近は特になかなかですわな~。
バイトのにいちゃんがマニュアル通りちゃっちゃと造ってこの味なんだから個人店にはやっぱり驚異だろうな~。
でもこういう店がラーメンのレベル全体を引き上げているのかもしれないと複雑な感想をもって店を出た。