一随(山口市)青ラーメン
やってきました山口市。
それもすこしハズレのヘンな場所。
大きなショッピングセンターの裏手にあって普通見つけられない場所。
なんていうかな~郊外大型ショッピングセンターの区画整理でできたような場所から1段あがったようなところに一髄がある。
ショッピングモールはダレでもわかるが肝心のこのお店がナビを使ってもなかなか見当たらないって感じになる。
実は最近ここがテレビに取り上げられたようで開店の11時に間に合うように入店したがあっというまに満杯になりすぐさま待ち客がでるという繁盛ぶり。
大将とふたりの女性の計3人の厨房は戦争のようになっていた。
店内はカウンターとテーブルがあって15人程度座ることができる。
ここは久留米系とんこつラーメンのお店だがメニューは基本の一髄ラーメンに青、赤、黄、チャーシュー麺と5種類のラーメンが選べるようになっている。
この中から青しそのトッピングされた「青」とバターとコーントッピングの「黄」を食べて見るとこにした。
辛し高菜と同じく辛いモヤシはセルフで取り放題。
ラーメンができるのを待っている間の暇つぶしには最高だ。
混雑しているとは言え自分らが入店する前の客は数人しかいなかったのにでてくるのに非常に時間がかかってしまってる。
注文してから20分くらい待たされてキタヨ!!
黄ラーメン600円。
トンコツスープにバターとコーンってあまり見ないような・・・
かなりキワモノ系のラーメンなんかなって心配したがこれがけっこうイケル。
麺は中太ストレートでそれほど個性を主張するタイプではない。
もともと濃厚なトンコツに更に追い打ちをかけるようなこってり感を追加するバターは最初はいいのだが後半少しさすがに飽きてくる。
最初から辛味がいれてあるのだがコイツは強烈に辛いものが欲しくなるので最初にセルフでとってきた辛し高菜を投入。
結果的に投入する辛し高菜の量がだんだん増えてしまい黄ラーメンから赤ラーメンになってしもうた(笑)
でもこの方がコッテリ感とのバランスが良いように感じる。
さて本命の青ラーメン600円。
青じそが多量に混入しているトンコツスープ。
コレはかなり斬新なラーメンだ。
このコッテリにアッサリを投入するってのは思いの外相性が良いようでスッキリとしたスープに仕上がっている。
このシソとトンコツがこんなにも良くなるとはとっても驚きではあるが逆に言えばオリジナルのトンコツスープに若干ヒネリが足りないともいえなくもない。
ヘンな言い方だが豚骨臭とかのイヤな匂いや雑味もないけど個性もないって感じで物足りなさをトッピングが補ってくれてるっていうのが正直なトコかな。
最後までこれをストレートにシンプルにトンコツだけで食べてみたいとは思わなかった。
この5種類のスープは確かに面白いがトッピングの変化球よりもズドンとくる渾身のど真ん中ストレートを食らってみたいって思ってしまった。