らをた広島

食べ歩きブログ

フスマにかけろ中崎壱丁(大阪市北区中崎)貝汁柚香らーめん

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やってきたよ中崎町
っていっても天五中崎通商店街って商店街のなかにあるフスマにかけろ中崎壱丁 中崎商店會1-6-18号ラーメン
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かつてこれだけの長い&インパクトのある店名ってあったろうか?あるはずがない。
ヒトにここのラーメン屋を説明するのになんて言えば良いのだろう?
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実は自分はこの店がそうとはわからずに何度も店の前を行ったり来たりしてしまった。
そもそも店名のフスマとはなんぞや?
ネットで調べてみたら・・・・
「麬とは小麦をひいて粉にするときに残る皮のくず。麦かす。からこ。もみじ。」
だそうである。
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店の外にこんなメニューが置いてある。
「細 国産小麦100%ホクスイ麺(スルスル)フスマ3% のど越しの良い麺」と「中太 HW麺(ちゅるずずず)フスマ10% 香りよくスープのからみ良い麺」という二種類があるようだ。
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店内に入ると券売機でチケットを購入する。
どうやら昼の部が塩ラーメンで夜の部が醤油ラーメンという構成のようだ。
その醤油にも貝汁柚香らーめんと旨味醤油らーめんの二種類あって平たく言えばあっさりとこってりとにあるんかもしれない。
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店内は左手に厨房で正面にコの字のカウンターがあるけっこう特殊な形。
お茶はジャスミン茶でこれがなかなか旨し!!
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テーブルの上にあるえび油。
スポイトまで用意してあって「途中で5滴程いれてください」と書いてある。
これもなかなか面白いのぅ~
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きたね~貝汁柚香らーめん780円。
おそらくはあっさり醤油ラーメンと考えて良いだろう。
このビジュアル!!なんとも美しいコトよ。
貝由来の香りがぷ~~んとくるのでいわゆる魚介系ラーメン。
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丼の下にはすだちがあってこれを後半搾って味の変化を楽しめるようになってる。
さっきのエビ油といいいろいろギミックのあるお店のようだ。
小さめのアサリ自体にはもう味はほとんどなくダシ殻になっている。
スープは基本的に鶏ベースの魚介系醤油ラーメンで個性的ってほどでもないが非常に上品な味わい。
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自慢の麺は細めながら凄いコシがある。
3%のフスマの違いは自分にはさっぱりわからんかったがなかなか旨い麺であることは間違いない。
この細さでこのコシってそうそう遭遇できるシロモノでないコトだけは確かだ。
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とにかくたまげたのがコレ。
コイツが4つ入っているのだがおそらくは通常のラーメンでチャーシューの役割をするトッピングだと思うが何の肉なのかわからんような味と食感。
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もしかしたら鶏肉??
通常のラーメンなら絶対にマッチングしないと思われるが脂身の全くないササミを燻したような未体験の摩訶不思議なモノがこのラーメンには確かにあうのは間違いない。
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スープの底には柚子が沈んでいてだんだんこの香りが丼に広がってくる変化に驚かされるが最初に一緒に出されたスダチを途中で入れてみると更に和風にシフトしてゆき更にエビ油でこんどはワイルドにと変幻自在なのは見事としか言いようがないしオリジナリティも図抜けている。
当然最後まで食べ飽きるなんてことは微塵もなくこれなら他のラーメンはどんなんかいな?と食べ終わる前から気になってしまう。
厨房におられたのがおそらく大将なのだろうがかなりお若いようだ。
ズバリ彼のラーメンにはセンスがある。
ここは大阪だしかなり遠いのだが再訪は確定ね。