呉市三条通りにある谷商店。
ここに来たのは自分が高校生の頃だったから30年ぶりになるか？
「懐かしい」というよりまだあったかのか？ってのが正直な感想だった。
当時もおばあさんがひとりでやっておられたが今もおばあさんがひとりでやっておられる（笑）
まさか同じ人ではないと思われるので代替わりされたのだろう。
自分がかつて通っていた高校のすぐちかくにあるこのお店は下校時にたむろってたこ焼きを食べにきたもんだった。
呉のたこ焼きは個別に何個って買うのではなく焼き鳥のように串に3個刺さっていてそれを何本買うってシステムだったのでいつも1串買い食いしていたのだった。
あの頃できなかった憧れの大人買い（笑）
値段は時代の流れで変わったように思うが15個で250円。
これにも爪楊枝ではなく串がついてくる。
めちゃめちゃ久し振りで涙ぐんでしまいそうだ。
嬉しくてガツガツ食いついたのだがやっぱり昨今のたこ焼きの流れからすれば昔のたこ焼きなんだろうか自分が抱いていたイメージと少々違う。
きょうびスーパーでたこ焼き用の粉まで売ってるしこれがまたビビッてしまうほどよくできてるとくる。
だから家庭でもダレでも案外上手にたこ焼きができたりなんかするんよね。
そんな時代に取り残された呉のたこ焼きだけど三条通り商店街と共にこのまま寂れていくのはもったいないって言うかちょっと切ない気もした。
