らをた広島

食べ歩きブログ

香林(岩国市)揚げカツ担々麺

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岩国市の香林
ひさしぶりにここにきた。
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暖簾や看板にも書いてあるようにここはラーメン屋ではなく中華料理屋さん。
店の前の道路を挟んで反対側に専用駐車場がある。
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店内はいきなりカウンターがあって狭そうだけど奥に大きな部屋があって意外と大人数を収容できる。
ココの特徴はそんなことじゃなくて何と言ってもトンコツベースの中華料理を提供するってことに尽きる。
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お店に漂うなんとも言えない甘い匂い。
これがトンコツの匂いなのだが決してイヤになるようなモノじゃない仄かなもの。
これがお店の人気を決しているのだとは思うが地元では相当な人気店だ。
この時もまだ11時過ぎだってのにほとんど満席。
えらいもんですぅ~。
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スーラータンメン(酸辣湯麺)660円。
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要は酸っぱ辛いラーメン。
確かに酢を感じる酸っぱさにラー油が中心になる辛さがブレンドされている。
麺は中華料理屋だからあまり期待してはいけないが細めのクタッとした麺でまあ悪くはない。
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けれど辛さが強く前面に出すぎており単に辛いだけで暴力的な味の印象は拭えない。
酸っぱさも味のアシストしているというよりケンカしている感じがしてもう少し洗練されて欲しい気もする。
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揚げカツ担々麺870円。
ちょっと高いけど実はコレを狙って今日はやってきた。
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なんでかってコレコレ!!
揚げカツって書いてあるけどコイツは紛れもなくパーコー。
パーコーって・・・
「パーコーとは排骨と書き、中国語で豚などのスペアリブ、すなわち骨付きあばら肉の意味。
転じて豚のあばら肉に卵と小麦粉の衣をつけて油で揚げた中華の肉料理を指す。
豚のスペアリブを食べやすい大きさに切り、食塩、砂糖、酒、五香粉(またはカレー粉)を混ぜたものに漬け込んで下味を付ける。
30分ほど漬け込んだら、溶き卵と小麦粉を混ぜた衣をつけ、キツネ色になるまで油でからりと揚げる。」
なのだそうでここのは明らかにカレー粉が使われている。
なかなか本格的なパーコーにお目にかかれないのだがやっぱりパーコーは旨いのぅ~(笑)
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こっちは酢の代わりに辛味成分が工夫してあってより複雑な味付けになっている。
ややもすると胡麻ペーストがどーんと来るのになってしまうがキチンとトンコツベーススープがガツンとくるこっさり感に好感が持てる。
コッテリしたパーコーに対して担々麺はあっさり気味にという配慮かもしれない。
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揚げカツ担々麺は少々お高いがそれに見合った内容をしていると思う。
それに暑くなるこれからのシーズン、どうしても辛いメニューが食べたい時に相当にプッシュできるポテンシャルがあると思った。