らをた広島

食べ歩きブログ

山形屋西洋酒場(山口市湯田温泉)限定・牛骨ラーメン

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ここは湯田温泉西洋酒場山形屋
山口市ってどうやら盆地にあるようで夏暑く冬寒い独得な土地柄。
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この日は良く晴れた夏の日だったが暑さが異常だった。
最近のバイクには外気温計がついているのが多いがそれまで全般に30度前後を表示していたのに山口市街地に入ったら35~36度になったのには参った・・・
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今日は限定の牛骨ラーメンを食べるためにやってきたのよ。
ずっと以前からここの牛骨ラーメンの完成度について噂で聞いていたので念願が叶ったってわけだ。
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この日は初めてラーメンセットにしてみた。
Bセットの牛めし
これがなんていうか単なるオマケっていうより相当イケル。
非常に素朴で薄味ながら最後まで飽きさせないのは流石というしかない。
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Bセットのもう一皿のサラダ。
これは夜の居酒屋メニューのそのままのようで良くあるヤツだ。
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同行者は鶏ガラあっさり煮干ラーメン(タマゴトッピング)をAセットで酉の唐揚げを注文していた。
こちらのスープも少しだけ頂いたが完全に和風の風が吹き荒れてる。
かなりの種類のスープと香味油の組み合わせが選べるようで自分にとって要研究のラーメンでもある。
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限定牛骨ラーメン+玉子トッピング+Bセット=600円+100円+400円
これこれ!!まってたんよ。
しかし牛骨独得な優しく甘い香り。
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麺は独得な細めの縮れ麺。
おそらくはあの冷や麺JAPANと同じ麺だと思われる。
スープが脂で完全にフタをされているのか麺がとっても熱い状態で食べるコトが可能だ。
これはちょっと今までに体験したことがない。
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このラーメンの最大の特徴である牛骨スープ。
これは確かにどっかで味わったことがあるようなスープだ。
そそ鳥取由良の香味徳だ。
ちょっと醤油が強烈な光市のめんいちやもはや牛骨がどっかいってしまって単なる鶏ラーメンと判別着かなくなった紅蘭と明らかに違うベクトルといえるほど鳥取を向いているスープだ。
おそらくは醤油が鳥取と違うのでそこらへんが山形屋の腕の見せ所というかオリジナリティになると思うのだが鳥取牛骨をよく反芻して理解し現時点でも同等がそれ以上のデキを提案しているように感じた。
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さっきの牛めしの上のトッピングされているのと同じと思われるチャーシューもやっぱりラーメンにいれてこそその真価を活気するようだ。
薄いけどこれはこれで非常にラーメンを盛り上げている役を完璧にこなしていると思う。
ちなみにこのチャーシューの上にのっかっているこの野菜は新しい素材にチャレンジしたのかと思ったが食べてみると切れそこないの青ネギだった(笑)
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トッピングタマゴもやっぱり控えめな味付けで以前からそうではあるが今回も全体のバランスがよく考えられていると感心した。
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ちょっと気を許すとカゼイン膜がさっと張ってこのスープの本物度を指し示しているかのようだった。
牛骨ラーメンってどうしても牛由来の甘さが前面にでてしまうが甘さを逆に利用して鳥取牛骨をベースにしながら脂分を多めに追加した独自のラーメンを提案しているように感じた。
やっぱり山形屋の限定ラーメンは非凡だ。
暑くなるから今年も冷や麺JAPANにも期待してしまう。

7月末に山口市地方を襲った大雨に直撃されて浸水した西洋酒場山形屋だが1週間程度で復旧して営業再開されているようだ。
地下の店舗だけにその打撃はかなりのもんだろうが災害にも負けずにがんバッて欲しい!
大将負けるな!