らをた広島

食べ歩きブログ

比翼(岩国市)中華そば

ひ4
比翼連理(ひよくれんり)って言葉がある。
「男女の情愛の、深くむつまじいことのたとえ。相思相愛の仲。夫婦仲のむつまじいたとえ。▽「比翼」は比翼の鳥のことで、雌雄それぞれ目と翼が一つずつで、常に一体となって飛ぶという想像上の鳥。「連理」は連理の枝のことで、根元は別々の二本の木で幹や枝が途中でくっついて、木理が連なったもの。男女の離れがたく仲むつまじいことのたとえ。」
そこからとった店名なんだろうか?
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中華そば比翼
山陽本線和木駅の近くだが国道2号線から少し入ったトコで少々わかりにくい。
地元の人がよく使う道路沿いのようだ。
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駐車場は店舗の裏にあるがこれが大きなクルマの場合はなかなか入れるのに苦労する。
しかもダートでコンクリが突きだしているので駐めるのに注意が必要だ。
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そしてここのトイレはその駐車場にある。
クルマで来た人はすぐにわかるだろうがそうじゃなかったら絶対にわからんだろうな~(笑)
場末感があって個人的にはこういうのも悪くないと思う。
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店内はいかにも住宅をラーメン屋に改装したような造り。
奥が厨房になっていて手前にテーブルとカウンター。
厨房の更に奥はどうやら自宅のようだ。
穏やかな感じの女将が一人で切り盛りされている。
マンガがたくさんあって地元の人に愛されてるお店ってのがひしひしと伝わってくる。
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メニューは中華そばとむすびとビールだけなのをテーブル調味料は最小限であることがよく表している。
大盛りとかもメニューにないようだがこの店内から連想される客層だとしたら替え玉とかがあるのかもしれない。
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比翼の中華そば550円。
何というかこれは典型的な広島ラーメンのルックスだ。
ここが岩国市だということを忘れてしまいそう。
ひ2
麺もまた然りで期待を裏切らない。
こりゃ広島人が決して抗えないとんこつしょうゆ味にちょっとびっくりしてしまった。
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広島ラーメンの証ともいうべきしゃきしゃきのモヤシ。
これもよくできており非常に丁寧に造られてる印象を受ける。
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チャーシューはややパサパサでこれはなんていうかオマケのようなもののようだ。
よく言えば優しいアッサリスープなのだが悪く云えばちょっと薄味のスープとも言えなくもない。
店名もいわゆる「鳥」系だしもしかしたら広島ラーメンの老舗とどこかと繋がりがある店なのかもしれない。
「毎日食べられるラーメン屋」として地元に認知されているお店ってのがよくわかった比翼だった。