らをた広島

食べ歩きブログ

B+COM-ビーコム-SB4X(サインハウス)バイク用インカム

びー1
B+COMの最新型インカムSB4Xを購入した。
ペアで買うと若干割安になるようだが自分はシングルキットをB+COM正規代理店カワサキショップキティで購入した。
びーこ1
もちろん定価で。
でもアマゾンや他のお店でもそんな割引して売ってないのでこの辺は故障時の保健だと思っている。
そもそもこのB+COMには以前から関心はあった。
1400GTRのようなツアラーに乗っているとこの手のインカムつけてるヒトと自然と知り合いになるので大勢がべらべら喋りながらライディングする場面を数多く見てきた。
だけどおっさん同士バイクに乗ってる時まで話し続けないといけない理由がわからずこれまで使わずにきた。
びー7
だけどB+COMと無縁だったわけではなくここのヘルメットスピーカーだけ購入してずっと使ってきたのも事実だ。
びー5
だがこの場合、有線だから毎回バイクに跨るたびにこのコードを接続しなければならないことやプラグが接触不良になりやすく毎年ヘルメットスピーカーごと交換しなければならないなど煩わしく感じていた。
そして今回もヘルメットスピーカーが不調になって交換するか思い切ってB+COMにしてしまうか悩んでいた。
例えライディング中に話す相手がいなくてもヘルメットスピーカーをワイヤレス化できるメリットもあってこの機会にB+COMユーザーとなったのだった。
びー4
まずはB+COM本体のヘルメットへの取り付けであるが簡単にいえば付属の専用両面テープをヘルメットに貼り付けてこれにマジックテープで固定するやり方と金属クリップでひっかけるやり方の2種類。
自分はマジックテープで固定したが昨今のマジックテープの性能は以前のと比較にならないくらい向上しているらしく走行中にすっ飛んでいってしまうってことはないらしい。
この場合充電時とかに本体の取り外しが簡単になるがその半面盗難に注意する必要性がある。
さて実際に使ってみるとこのブルートゥースによるワイヤレス化は思いの外快適でもはや今までワイヤー生活には絶対に戻れないほどの恩恵がある。
音質もワイヤレスだなんてまずわからないレベルで全然以前と変わらないのがすごい。
たまに勝手に切れてしまい、再起動を余儀なくされるがそのネガを差し引いてもこの便利さには敵わない。
びー8
それとB+COM SB4X同士のライディング中の会話についてであるがこれはもう「凄い!」のヒトコトだ。
目からウロコが落ちるとはこのことだろう。
こんなにライディングしながらの会話が「便利」ってことよりも「楽しい」もんだなんて知らなかった。
「ペアリング」作業は非常に簡単で短時間で終わる。
びー3
音楽を聞く時と会話をするときは切り替えをしなければならず音楽を小音量で聞きながら会話をするなんて芸当はすることができない。
だからナビ音声を聞きながら会話もできないわけでこの場合は一旦会話を止めるか会話継続ならナビ画面だけで案内してもらうかのどちらかになる。
飛んでくる音声は非常にクリアではっきりと聞き取れる。
こちらの音声も普通の声量で話すだけでじゅうぶんに伝わるようだ。
それとなんて言えばいいのかな、どちらか一方の通話が優先される仕組みではなく両方が同時に話しても伝わるのが会話に臨場感を持たせて非常に好ましいと思った。
だから自然と話しが盛り上がってしまう。
それと通常の見通しの良い道路なら実際に1km以上離れて相手が視界から消えても会話は成立するし山奥の狭いぐねぐね道でも実用上かなりの距離音声は届くことも確認した。
びー9
音声の届く限界距離に近づいてくるとなんやわけのわからん音楽が流れてそろそろ危ないことを知らせてくれる。
それでもまだ離れると勿論切れてしまうのだがこの時すぐに音楽が鳴り始める。
そのまましばらく待っていて相手が通話範囲に入ってくると呼び出し音が鳴って自動的に会話が再開する。
う~~んようできてるじゃないの。
だから要所でナビの案内を聞きながら会話を楽しむってのが理想だがオプションのトランスミッターって機械を追加せねばならずデフォルトのままでは実現できないのはやや残念だ。
びー6
それと実際にはまだやっていないのでわからないがこのB+COM SB4Xでは2台のB+COMと同時にペアリングできるようで同機種同士なそれぞれ違う相手のB+COMペアリングすれば計4台と話ができるようになるようだ。
だけど1台に対して2台のB+COMしか繋がらないわけだから4人同時会話ってことは物理的に不可能だ。
せいぜい3台が同時通話できたとしてももう一人は「同時に」ってことじゃなくて伝言ゲームのように間接的に話しをするようになるんじゃないかな?
びーこ2
一般道では驚くほどの性能を見せつけられたB+COMだが高速道路に入ると若干評価は変わってくる。
車種や取り付け環境によるのかもしれないからまだはっきりとしたことはわからないが車速が上がれば風切り音やエンジン音もそれなりに大きくなるんので通話がしずらくなってしまうようだ。
特にトンネルに入ると音声自体は届いていても聞き取りにくい状況になってしまうようでこのへんはユーザーの工夫次第で克服できるのかこれからの課題ということになるのだろう。
あとバッテリーであるが満タンに充電して丸一日(約8時間)会話しっぱなしだったがまだまだ平気なようで帰宅して充電したが1時間も充電しないうちにまた満タンになった。
これを見るとほとんど一日中使いっぱなしでも電池切れってことにはならないように感じた。
IMG_2667.jpg
最後に価格であるが定価で3万5千円にもなるこのB+COM。
バイクに使うパーツとしてはヘルメットに次いで高価だと言ってもいいだろう。
これに見合った性能かどうかはまだ使い始めたばかりだからよくわからないというのが正直な気持ちだが会話しながらのツーリングの楽しさを知ってしまえば決して高く感じなくなるのかもしれない。
これからもこいつを酷使してその本質に迫ってみたいと思う。
ちなみに取説はネットで公開されておりスマホ閲覧できるので使い慣れていない初心者にはありがたい。