三八松浦（山県郡北広島町）お好み焼き肉玉そば・ホルモントッピング

ここは北広島。
中国縦貫自動車道の千代田インターのすぐ近くにある広島風お好み焼き三八松浦。

メイン道路から一本外れている立地ながらこのドデかくて派手な看板が嫌でも目に飛び込んでくるので迷うことはない。
店舗横と道路を挟んで反対側に広大な駐車場を確保している。
クルマが生活の足であると想像されるこの山間部では当然の配慮だろう。

個人的にお好み焼きを昼飯に食べることは珍しいのだが今日はこのごとくラーメン屋に振られ続けて流れ流れてここに辿り着いた。
呉市出身ではあるがもはや五日市人になりきってしまっているので確かにお好み焼きはよく食べる。

だけどそれは家庭でのことであってわざわざランチでお好み焼きは食べない。
だからお好み焼きのウンチクを語れるほど詳しくないのでシロウト論評だと思っていただきた。

しかしどうでもいいけどこの三八松浦は駐車場だけじゃなく店内も凄まじく広く大勢の客で賑わっている。
失礼ながらこんな田舎のどこからこんな人間が湧いてでてくるのか不思議なくらいだ。

頑固そうな大将に店員のおばちゃんが３人もいて非常に忙しそうに働いておられる。
メニューで目を引いたのはお好み焼きがちょっと高価な事だったのだがよく読んだら野菜の大盛りは無料！！と書いてある。
これはさすがに驚いた。
こんなの聞いたことない。
肉・玉・そばの野菜大盛りにしてこのおすすめと書いてある自家製味噌ホルモンをトッピングすることにした。

しかしここのトッピングは非常に充実している。
大葉から魚介系から納豆までそのほとんどが100円なのもわかりやすくていいんじゃないか？

それと夜は居酒屋のようになるようでその手のメニューがずらり。
この自家製味噌ホルモンはお酒の良き伴侶として活躍していそうだ。

三八松浦の広島風お好み焼き肉玉そば（野菜大盛り・自家製味噌ホルモントッピング）650円＋250円=900円。
鉄板ではなく皿に乗ってでてきたがこいつがとにかくでっかい。
マジで食べられるかどうか不安になってきた。

今となっては腹が減っていたのでついつい誘惑に負けて餃子を注文したのが後悔させられる。
絶対食べきれないという自信が芽生えてきた。

注目の自家製味噌ホルモン。
甘辛い味付けでこれはイケルのだがお好み焼きのソースと絡むと濃すぎてここまでくるとビールがないと辛いもんがある（笑）
しかもこのホルモンが信じられないくらい大量投入されている。

「広島風お好み焼きに関西風のようなマヨネーズをかけるのは邪道だ」広島のヒトはよくいうんだけど自分のように呉出身で子供の頃お好み焼き自体にそんなに馴染みがない人間には「美味けりゃなんでもいい」のである（笑）

それに紅しょうがもぜひとも欲しいアイテムでこのお店のように個人て紅しょうが入れ放題にしてもらえるとなおさら嬉しい！！

結果的にこんなビジュアルにしてしまうのだった（笑）
やっぱり粉物にマヨネーズは必須でしょ！！

それにしても凄まじい量だ。
食べても食べても下から沸いてるんじゃないかって思うほどたくさんある。
大盛りになっているのは主にキャベツでここのはおそらくはキャベツを自動的にスライスする機械を使用してあるような細切りがそれこそ鬼のように入っていてしかもばっちり押し固めてあるのか箸がいちいち重い。

こっちがお好み焼き肉玉そば（大葉・納豆トッピング）。
野菜が大盛りではなくノーマルなのにこちらも信じられないくらいの量で胃袋を直撃する。
とにかくドカンとくるこの量がこの店の最大の魅力であることは間違いない。
味はとんかつ屋でよくある機械切りのキャベツの影響が大きいようで水分がよく飛ばされておりライトな感じを受ける。