

春に前後交換したナンカンローディアックのリアタイヤが遂にツルツルになってしまった。
台湾製バイク用タイヤ、ナンカン・ローディアック(NANKANG ROADIAC WF-1 L HA スポーツツーリングタイヤ)素人インプレの第8弾。
今回はその経過とこのタイヤのこれからについて書いてみたいと思う。
距離にして丁度6000kmちょっとくらい。
サイドは2分山、センターは1分山くらいで外観上の特徴である「ヒヒヒ」パターンがかなり薄くなり消えかかっている。


これだとあと100~200kmくらいは走れるかも知れないが距離あるツーリングをよくするのでまあ念のために交換することにした。
これだけ摩耗しているがグリップは全く変化しない。


リアタイヤのサイド部分はかなりめくれたようになってしまってはいるが相変わらず路面に柔らかくネットリ絡みつような食らいつきは非常に手応えがあって頼りになる。
これが通常の有名ブランドタイヤの半額以下で入手できるのだからたまらない。
これまでは試験的にAmazonで購入してカワサキショップキティで装着してもらっていたがいつまでも「試験的」ってワケにもいかないのでそろそろ正規に交換できるようにカワサキショップキティにお願いをした。


まあこのタイヤにもしもの問題が起こった場合に今のままだとおそらく責任の所在がハッキリとするワケもなく泣き寝入りになる可能性が高いこの状況をなんとかしたかったのである。
だから社長にお店の正規ルートで入手してくれるようにお願いしておいた。
すると1400GTRのリアタイヤ190/50ZR17 73W MCR REARで15000円との回答を得た。

アマゾンドットコムで12500円だから2500円アップということになる。
フロントタイヤもアマゾンドットコムで8600円ということはこの比率でいけば10000円くらいになるのだろう。


このくらいの価格なら納得なのでお願いすることにした。
ちなみにカワサキショップキティのタイヤ交換料と古タイヤ処分料で6000円かかるからリアタイヤ交換が21000円、フロントタイヤ交換が16000円になるが正規ルート購入なら交換工賃が幾らか値引きしてくれるそうだ。
まあタイヤだけは不具合あると命に直結するので大手用品ショップの若い兄ちゃんに交換させるよりいつもの手練れにお願いしたいところではある。

カワサキショップキティの社長の話しによると別段お店がナンカンの契約をする必要はなくどこのバイク屋でも正規ルートでローディアックの入手は可能だそうだから自分のようにわざわざAmazonで入手しなくても行きつけのバイク屋さんで堂々とナンカンローディアックを注文して交換してもらうのが一番確実だと思われる。

通販購入より若干は高くはなったがそれでもそこらへんの二輪タイヤよりも遥かに安いし面倒もないだろう。
これまで1400GTRの性能には満足してはいるものの装着タイヤのあまりの高価さに悩まされつづけてきたがこれで一応の結論は出たように思う。

考えようによってはこれくらいの値段が適性で為替に関係なく国産・輸入と各メーカー高値安定横並び価格を表示続けるスポーツバイク用タイヤの方がむしろかなり不自然にも感じてしまう。
そうなのである、我々はこれまで散々高すぎるタイヤを買わされていたのかも知れないのである。
これだけのポテンシャルを持ったナンカンを始めとするアジアンタイヤが市場を席巻していけは四輪も含めてまるで談合価格協定したようなタイヤ業界の悪しき体質にも大きな風穴が空くかも知れない。