らをた広島

食べ歩きブログ

迷亭(呉市)おでん

め1
呉市の繁華街中通りにあるおでんの迷亭
呉でおでんといえば迷わず迷亭というくらいの老舗なのである。
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れんが通りと呼ばれる通りから一本入ったややわかりにくい場所にひっそりと隠れるようにお店はある。
一階はカウンターだけで予約はできないが二階は予約貸切にできさらに持ち込みもオーケーという太っ腹な内容になっている。
め2
もちろんメインはおでん。
メニューは店内に札がぶら下がっておりこれに書いてあるものが提供される。
しかしその札には値段が書いていないので初めてここに来るととってもお高いんじゃないかと心配になる。
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だけど実際にはそんな高価ではなく比較的良心的な値段でおでんが食える。
まあもちろんコンビニおでんのように一個70円とか80円といった値段以上はするのだがそれに見合った内容と考えていいだろう。
め3
日本酒の充実もここの特徴の一つだ。
おでんにビールも悪くないのだがやっぱりココは日本酒でクイッといきたい。
特に自分の好きな獺祭があれば尚更嬉しい。
この竹になみなみと注がれた獺祭で迷亭のおでんがいつもにまして昇華していくのがわかる。
め4
おでんと言いながらいわゆるよく煮込んだものだけではなくこのタコにようにさっと温めてだしてくれるような鍋料理としての楽しみも迷亭の醍醐味だ。
この日は出なかったが春菊の湯通しなどさすがとしか言い様がない。
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だけどこの店の一番の売りは「大将」なのである。
非常に上品にして繊細、でも途中で楽しく酔ってきて面白い大将こそがおそらくはお客に最も愛されている「ネタ」だと思う。
この日も大将は絶好調で我々3人の客を笑わせてくれた。
久しぶりだったけどお元気そうだ安心したけどこれからもちょくちょく顔出すね。