麺処 美松(今治市本町)ラーメン
今治港からすぐ近く、歩いていけなくもない距離に麺処 美松がある。
駐車場はないがご近所御用達のお店って感じなのでこれでいいのだろう。
大きな通りから一本裏に入っている元メイン通りだったような商店街とも住宅地とも違うような場所。
クルマで来たら駐車場を探さないといかんだろう。
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しかし誰がどうみたってうどんの店。
しかも製造販売と書いてあるので製麺所も兼ねているようだ。
店内は奥行きがかなりあって広い。
大将と息子さんらしき若大将に女性がふたりとおそらく家族でやっておられるのだろう。
厨房の奥にはどどーんと製麺機があってココが自家製麺っていうより製麺所であることを主張している。
いりこうどん370円。
いりこダシのうどんがでてくるのかと思っていたら大振りなジャコ天が乗ったうどんだった。
さすが自家製麺のうどんだけあってコシが凄い。
若干細くはあるがこんな讃岐感むんむんのうどんなんだったら冷たいぶっかけにでもすりゃーよかったな。
作りおきでぺなぺなのジャコ天もなかなかイケる。
ダシも瀬戸内のうどんらしくがっつりいりこダシがたまらんね。
値段を含めてこれ目当てで来ても満足できそうだ。
さて今日の本命、美松のラーメン400円。
うどん屋にラーメン狙いでやって来たのだった。
この中華麺はここの自家製なのかはわからないがこちらもぶりぶりのコシが嬉しい。
それと脂が全く浮かんでいないのにしっかり中華になってるスープ。
これはどういうカラクリなんだろう?
うどんと飲み比べてみても全然違うアプローチを感じる事ができる。
値段を考えればぱさぱさチャーシューも納得できるのだが単なるうどん屋の手抜き和風ラーメンってのとは一皮剥けた脂に頼らない面白いラーメン形態のひとつだと思った。