広島駅前近くの源蔵本店。
この店は昼飲みの殿堂としてつとに有名だ。
愛友市場の道路を挟んで反対側にあるので駅前再開発の波に呑まれないで済んだようだ。
だけど広島駅から数分の好立地はいずれにしてもこの再開発の影響を少なからず受けることになるのだろう。
今日は予定されていたツーリングが早朝からの雨で中止になったのでここで昼酒を呑ろうと急遽集まった暇人が9人。
突然そんな人数で押し寄せても座れない可能性が高いので予約して真っ昼間にやってきた。
通されたのは２階の個室っていうか団体用の部屋。
これなら他の客の迷惑にはならないで呑むことがデキそうだ。
約束の時間になりどこからともなくメンバーが三々五々集まってくる。
メニューを見たらどうやら魚料理がメインのようなので広島名物小イワシの刺身をどどーんと注文したら「日曜日は小イワシ刺身ないんよ～」とショッキングな答えが！！
仕方がないから刺身の盛り合わせにしてもらった。
面白いジョッキに入った生ビールで乾杯！！
いや～～～昼酒は効きますのぅ～まさに五臓六腑にしみわたりまっせ。
ひとりひとり微妙に違う刺身の盛り合わせ。
自分のにはタコが入っていたが他の組み合わせになっているヒトも居た。
かなり新鮮で旨い～～。
メニューにはなかったがたしか「ままかり丸焼きの酢漬け」って言っていたように思う。
岡山名物ではあるが広島でもまあまあ飲み屋ででてくる酒のあて。
コイツはうまいこと漬けてあった。
エビの揚げ物にカツオのタタキ。
まあこのへんはそれなりっていうかこんなもんでしょう（笑）
まあこれもお馴染みっていうかよくあるが鯛のアラ煮。
上品な薄味でなかなか塩梅がいい。
どうでもいいがここのアラ煮は魚もデカイが豆腐もどえらいでかい。
でもこの豆腐に魚の味がしみてベリーナイスなことになっとるがね！！
これだけで３杯は飲めるな～
天ぷらの盛り合わせに穴子の付け焼き。
よく考えたら小イワシの刺身こそなかったが最も広島らしい料理のオンパレードだ。
これぞ広島の瀬戸内料理が真っ昼間から酒とともに食べる機会に恵まれたならここを外す手はない。
営業時間は9：30～21：30で日曜・祝日は9：30～21：00だから存分に昼飲み可能だ。
初心者はお好み焼きに行くが手練はこういう地元の濃厚大衆酒場でぐぐっとやるのもええんじゃなかろうか？？（笑）
