らをた広島

食べ歩きブログ

たちばなや食堂(周防大島町大字西安下庄)

た1
周防大島午前10時過ぎ。
安下庄って場所にバイクで来た。
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実は予定より時間が繰り上がってかなり早めに着いてしまった。
もともとは10時半過ぎにつくことになっていたのだった。
だけどココたちばなや食堂は10時半開店だから大丈夫とばかりに安穏と店の前で待機することにした。
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店内からは準備しているらしき人影があって時折音が聞こえてくる。
それをBGMに時間つぶししていたらガラッと扉が開いて
「時間前なんじゃけど入りんさい」
とおばちゃんが声をかけてくれた。
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「あれ?10時半開店ですよね~?」と問いかけると
「昔はそうじゃったけど最近は11時からなんよ~。私らいまから食事しようかと思って・・・」
あちゃ~知らんかった。
どうやら11時間店になったようでこれは注意が必要だ。
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「ええんよ、なににする?どっからこられたん?」
「申し訳ないです、広島からですがラーメンを2つください」
開店準備はばっちりできていたようで準備にとりかかられた。
た2
正真正銘たちばなや食堂本日一杯目の中華そば530円。
コレコレ~~!こういう魚介煮出し系スープは早い時間じゃないとどうしてもエグ味が抽出されてしまうのよね~。
今日のはさすがに高貴に薫る極上のイリコスープ。
鼻腔がひくひくしてしまいそうだ。
た3
ちょっと昔風でもある太めのストレート麺。
これがこのすっきりスープには絶望的にあうのよね~。
うぬぬぬ~たまらんですのぅ~
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透明感際立つスープとは対照的にぎっとりアブラギッシュなこってりチャーシュー。
コイツもこのたちばなや食堂の中華そばの特徴でもあってアクセントとしても重要な役割を果たしていると言える。
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やっぱりイリコラーメンの老舗はこのジャンルのオーソリティでもあるのは間違いないだろう。
圧倒的な旨味の凝縮がここにはある玉のようなラーメンと言っても過言ではないだろう。
だけどゆっくり遅い時間にやってくるとこれだけ繊細な味はおそらくかなり変わってしまうと推察されるので夢々14時くらいのたちばなや食堂が本当の姿だと誤解しないほうが良いと心からそう思った。