博多ぶあいそ 別邸 広島駅北口店(東区若草町)
広島駅北口からでてすぐの場所にあるシェラトンホテル1階の博多ぶあいそ 別邸 広島駅北口店。
ぶあいそって無愛想のことだろうから店名としてはえらいネガティブな印象を受ける。
調べてみたら福岡の会社がやってる居酒屋のようで全国的にあれこれ店舗を展開しているようだ。
ぶあいそという名前を逆手に取ってインパクトを与えようという作戦なのかもしれない。
そういう意味からすればそれは正解なのかもしれあいが場所柄ココならどんな店舗でもそこそこイケそうな気がしないでもない。
我々は開店前に集合してしまったようで混雑時に使われる待合で少し待たされた。
暫くしてから個室に通された。
今日はおっさん4人の新年会でやってきたのだった。
基本的に90分飲み放題1500円。
これに食べ物が別途で注文するのだがその飲み放題のビールにサントリープレミアムモルツ中瓶があるのは立派だ。
これが一度に2本づつしか注文できないにしてもひとり3本も飲めば元が取れている事にはなるからこれはなかなか太っ腹でポイント高し。
ただし料理の方はちょっといただけない。
いくらなんでも作り置きなのが全体にまるわかりでちょっと残念な気持ちになった。
特にこの豚の角煮は電子レンジで適当にチンしたのか皿の中でかなりの温度差があって食べられたもんじゃなかった。
どう見ても関西風お好み焼きにしか見えないとん平焼き。
これも焼いて冷凍保存してあるのをレンジでチンしたのが露骨にわかってしまうようなデキでちょっとびっくりした。
もしかしたらセントラルキッチン方式でメインの部署からほとんどが冷凍されて送られてくるのかもしれない。
一口ギョウザ。
ここまでくるとロジックがわかってくるので大して驚かなくなってこの店の流儀に身を任せるしかなさそうだ。
刺身の盛り合わせはまあまあでそんなに悪くなかったからさすがにコイツは冷凍じゃないのかもしれない。
まあその後は「その手」の料理のオンパレードであったが90分4人で飲むだけ飲んで一人あたり3000円に到達しなかったのはさもありなんという感じだった。
これで高かったら新年早々暴れているところだ。
最後になって自分自身が「ぶあいそ」になってお店から帰るのだというまさかのオチになることにようやく気づいて世の中のコトをまたひとつ勉強した日だった。