第三鳥八(呉市)
呉市中通り3丁目の第三鳥八。
呉市ではよくある店内に生け簀のある焼き鳥屋だ。
呉には店名に「鳥」のつく居酒屋がたくさんある。
さらに「第~鳥~」というふうなネーミングでそのほとんどがここと同様に店内に生け簀があって魚料理も得意としている。
呉にいたときはそれが当たり前だと思っていたが今になってみるとやっぱりかなり特殊であったことを実感する。
定かではないがそれは呉の焼き鳥屋が倉橋島の鹿島の漁師がやっていたことに由来すると聞いたことがある。
自分は今回この第三鳥八に初めてやってきた。
しかし驚くほど店内が広い。
この座敷の広さも凄いがこれと同じくらいのスペースのテーブル席の部屋も別に用意されていたので収容人数はかなりのもんになるんじゃないかな。
生ビール大ジョッキ。
これって最近ほとんどみないけどやっぱりこういう場所ではこんなでっかいジョッキでビールをガブガブ飲みたい衝動に駆られる。
しかし店内は活気があって店員も全部で8人位おられてとても忙しそうにしておられる。
熊本から空輸されていると書いてある馬刺し。
オススメメニューだけあってこれは本物でっせ。
広島でこれだけ上物の馬刺しには実際なかなかありつけない。
串焼きの盛り合わせ。
まあ本来ここは焼き鳥屋なんだからこれがでてきて当たり前ではあるわな。
焼き鳥自体はまあ普通。
広島名物小イワシの天ぷら。
コレコレ!!
どうも焼き鳥屋なのに得意料理は焼き鳥じゃないようでこの小イワシはやっぱり我々地元民御用達の必須メニューではある。
それと今夜この店を紹介してくれたヒトが是非に!と言って注文していたオムレツ。
よくあるプレーンオムレツとは全然違ってどっちかっていうと具沢山ダシ巻きと考えたほうが良さそうなオムレツで自分なんかは家庭でよく食べさせてもらったような懐かしい味。
量もかなりのもんで一気に満腹になってしまう。
注文していないのにこんなのをサッと出してくれた。
なるほどこういう心遣いが客の心を捉えるのだろう。
安くて美味いっていう大衆居酒屋の王道を進むような店ではあるがくれだけ多くのヒトに愛されているのはただそれだけが理由ってことでもなさそうだ。
おっさんふたりで腹一杯になって会計5000円ちょっとってのはやっぱり安い!!
こりゃまた来んにゃいけんぢゃろぅ~(笑)