深夜の呉市中通り。
ここに深夜だけ開くラーメン屋がある。
RYU麺。
21時から22時くらいから営業を初めて翌朝の4時には閉まるというもはや伝説のラーメン屋だからこの近辺に住んでいるネイティブ呉人でもここの存在を知らない人は多いようだ。
店舗は2階にある。
随分昔、ここは喫茶店だったように記憶しているが店内はほぼそのときのままと思われる。
居抜きに近い形で営業されているのだろう。
窓際にもカウンターが配置されていて外を見ながら恋人と語り合いながらコーヒーを飲めるようになっているのだが深夜専門ラーメン屋の今となっては窓際席は敬遠されがちになっているのだろう。
ズバリここはとんこつラーメンの店。
いつもは通常のラーメンをお願いするのだが今日はなぜかカレーな気分だったので初めてここでカレーラーメンにチャレンジすることにしてみた。
来たよ！これがRYU麺のカレーラーメン800円。
なんとなんとスープの量が少ないね。
麺を持ち上げてみてたまげたのはそのカレースープの粘度！！
どろどろを通り越して半分個体になりかけとるがね！！
個人的にこんな深夜の〆ラーメンで食べるならいつもよりもう少し辛さのパンチが効いたのが欲しいところだがそれにしてもこのとろみというか粘度はどうやってつけたのだろうか？？
麺にスープっていうかもはやルーが絡みついてっていうより麺に乗っかってくる感じと言えばいいのかな。
よくカレーうどんとカレーライスの違いを力説する人がいるけどこれもその論法で言うならもっと「ラーメン」に仕上げて欲しかったかな。
これならはじめからライス投入が正解だったと深夜に思ってしまったRYU麺のカレーラーメンだった。
