らをた広島

食べ歩きブログ

ラーメン臥龍 廿日市店(廿日市市串戸)

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ラーメン臥龍 廿日市店
宮島街道に面しており駐車場もあってパッと見はチェーン店かと思ってしまうような外観。
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だけどどうやら個人店のようで評判も良いと聞いてクルマでやってきた。
「 臥龍(がりゅう)とは世に出る機会を伏せて待っている龍のことで、三国志の英雄の一人、諸葛孔明のことを呼ぶ別名でもあります。
 諸葛孔明は一字一句を聞かなくても要点を聞けば全てが理解できた人だそうで、彼のように頭脳明晰な人を称して臥龍と呼びます。」
なるほここの大将はもしかしたら三国志ファンなのかもしれない。
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まあそんなことはどうでもいいのだが入店するといきなり「豚骨魂」のでかい看板が出迎えてくれこの店のコンセプトをたちどころに理解させてくれる。
店内はけっこう広く奥に広い厨房があってその横にカウンター、テーブルがいくつもあって相当数の収容が可能だ。
もしかしたらお昼時は相当に混雑するのかもしれない。
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トンコツラーメン・濃味トンコツラーメン、激辛トンコツラーメン・味噌トンコツラーメンの4本立て。
もうわかりやすいほどのトンコツラーメン押しだ。
麺の硬さも調整できバリカタ・カタメはまあ良いとしてヤオメ・バリヤオって方言になってるけど通じるのかいね??
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テーブルの上にはトンコツラーメン専門店らしく辛子高菜と紅しょうががある。
この辛子高菜って必須だと思うけど紅しょうがって基本的にトンコツラーメンに合わないように思うしコショウと同じで余程不味いトンコツラーメン以外はいらんのだけどな~。
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ちょっと待ってからラーメン臥龍 廿日市店のトンコツラーメン(麺カタメ)590円。
これはまた良い薫りが鼻腔をくすぐる。
臭みがまったく感じられないはなかなかできることではないので期待できると感じてしまった。
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麺は博多風のトンコツラーメンの文法に則った極細麺だがこれは実に歯ごたえ薫り味とも極上だ。
どこの製麺所製なのかさっぱりわからんがこんな麺はナカナカ出会えないかもしれない。
正直コイツはちょっとした驚きだった。
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スープはなんというか「こっさり」と言う表現がしっくりくるタイプだけど旨味濃度は相当なもんだ。
基本的に甘みが全面にでておりこのスープが嫌いってヒトはまずいないんじゃないかって思わされる。
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チャーシューはおそらく意図的だろうがかなり脂っこく仕上げてあってこれがスープのアクセントになっているのが面白い。
個人的には苦手なキクラゲが入ってないのが若干嬉しいがもう少しネギの辛さが立ったら更にええのにのぅ~。
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このままでも十分に旨いのだがこの目の前にドドーンと置いてある辛子高菜が気になってしかたがないので少しだけ途中で投入!!
するとコイツがけっこう辛くてええ仕事しますのぅ~
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甘さが奥に引っ込んでジャック濃度が飛躍的にアップする激変が楽しめる。
元スープのデキが悪いと暴力的に辛くなるだけなのだがここのはええ塩梅にワイルドに変身する。
こんな近所にこれだけハイレベルなトンコツラーメン専門店があるとはちょっとした衝撃だった。
もっともっと評価されて良いラーメン臥龍 廿日市店だった。