らをた広島

食べ歩きブログ

博多らーめん 麺龍堂(福山市伏見町)

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福山駅前の商店街。
そんな中の比較的わかりやすい場所にある博多らーめん 麺龍堂
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ここらへんはラーメン屋激戦区のようで非常に近距離に何軒ものラーメン屋が店を出している。
ラヲタには有難いが商売をやるほうは厳しい競争に晒されけっこうたいへんだろう。
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そんな福山駅前だがこのあたりは広島市と比較しても相当にハイレベルなラーメン屋があると思う。
特にトンコツ系の充実には眼を見張るものがあり個人的にはちょっと羨ましい。
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おそらくは福山には広島のような「コレ」と言ったご当地ラーメンが存在しないことが逆に既成概念に囚われることなく自由な発想で旨いラーメンを生み出していってるんじゃないかと勝手に解釈している。
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外から見るとカウンターが少しだけの小さな狭い店かと思っていたら中は凄く広くてオシャレ。
もともとは喫茶店だったのかわからんが奥は広い厨房で手前にテーブルとカウンターがあるのだがなんとなく全体にラーメン屋らしくない。
大将と思われる男性ひとりにスタッフ2人の3人体制のようだ。
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メニューは博多とんこつと広島風とも言える醬油とんこつ、それに辛いラーメンに味噌ラーメンの4本立てではあるが基本はとんこつスープってことになるのだろう。
しかしこの醬油とんこつに対するもやしの量を任意に決められるのはちょっと見たことがない。
無料で超大盛りにすらできるのは凄いよね。
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おそらくはこの店の基本となる博多とんこつラーメン550円。
素晴らしい泡立ちに期待が固まるがこの時点での薫りがわずかな獣臭を伴ってはいるのだがどっちかというと癇に障る直前で寸止めされている絶妙な風合いになっており、これだったらむしろ食欲をソソられてしまうのが面白い。
例えて言うならハッキリとわかる体臭は勘弁願いたいがわかるかわからないかの僅かな体臭ならばもっと嗅いでみたいと思うようばマゾヒスティックな感覚とでも言えばいいのか(笑)
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バリカタ指定した麺は博多ラーメンらしく極細麺。
だけどこの麺はどこの製麺所製なのかわからんがしっかりコシがあって濃厚なスープにじゅうぶんに対抗できる力強さがあってこれはかなりのもんですわ。
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キワイ薫りにお下劣寸前の濃厚スープに対してチャーシューもコッテリタイプのダブルパンチ仕様になっているのも面白い。
だけどこういうのがいわゆる病みつき系のラーメンってうやつなんじゃいだろうか?
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そうなると後半はこのテーブルに置いてある高菜を楽しみたくなってしまうのよね~。
最初はちょっとだけ入れて様子見してみたんだけどこれがなかなかええ味しているのでもう少しだけ追加。
自分はやらなかったが替え玉してこの高菜大量投下して高菜ラーメンにして楽しんでるメンバーもいた。
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さてこれがもやし超大盛りの醬油とんこつ620円。
ナントホンマにタワー状のもやしが凄い!!
こちらも少し食べさせてもらったが単に博多ラーメンの方に醬油を追加しただけかと思っていたら元のとんこつスープが別物だと思うし麺もコレ用の中太麺になっていてかなりの本格派と見た。
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スープの最後には大将の骨粉が残り丁寧に炊かれたとんこつスープであることがよくわかる。
なるほどココのポテンシャルは相当のもののようだ。
それにしても福山駅前のラーメン行脚の楽しみがまたひとつ増えて嬉しいがこれだけのレベルになったんなら各々が団結して宣伝すれば全国的なラーメン街にでもできそうだ。
恐るべし福山のラーメン。