らをた広島

食べ歩きブログ

さよなら!一力庵(西区庚午中)あいのり丼

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2014年3月末で閉店が決っている一力庵
ここには何度も来ているが常にカレーうどんばかり食べていたがもうひとつの名物であるあいのり丼を知らないままだと後悔が残りそうなので再びやってきた。
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自分は平日の11時過ぎにやってきたから一番になったが開店前にはもう店の前は大行列になっていて閉店を惜しむ客で一力庵は今とんでもないことになっているようだ。
11時20分の開店と同時に即満席で待ち客多数。
これなら休日に悠長に昼過ぎに到着なんてやっていたら1時間待ちとか覚悟したほうがいいだろう。
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やっぱり営業35年はダテではなくこの店を愛する人が半端無い数いたことを如実に表しているこの行列。
お元気そうな大将と女将さんを見ているとまだまだやれそうではあるがまあヒトにはいろいろあるだろうからこれは諦めないといけないのだろう。
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キタヨ!念願の一力庵のあいのり丼700円。
あいのり丼って相乗りって意味なんだろうから勝手に親子丼と他人丼あたりのミックスなんだろうと想像していたのだが全然違うやん。
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ここのあいのり丼は「カツ丼」と「天丼」を合わせたものでフルサイズのとんかつにでかい海老天が無理くり載せられているというのがその実態のようだ。
あ3
それだけで怯んではいけない。
怒涛のようにある野菜天ぷらの数々が容赦なく胃袋を直撃してくる。
「これって全部食べられるかな・・・・」
そんな不安がむくむくと心のなかで成長していくのを感じた。
あ4
とんかつはデカイだけじゃなくてゴツイにも程がある。
さすがに咀嚼にそれなりの力と時間が必要で歯が悪い人はこのメニューに挑まない方が良いだろう。
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決してご飯の量で底上げしているような構造にはなっておらず、むしろその存在感は控えめでありあくまでも具が鬼のように多いのだ。
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丼の上にオマケのように乗っかっているタクアンではあるが後半さすがにコイツで口直ししたくなる。
しかも甘めで味付けがとっても爽やかでなんとも嬉しい配慮だと気付かされる。
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なんとか完食。
自分の今の胃袋はこれが限界だった(笑)
個人的にはやっぱり一力庵はカレーうどんだとは思うがこのあいのり丼の太っ腹ジャンク感も面白いと思う。
この日も大将と女将さんのヒヤヒヤする絶妙なやりとりは健在で笑わせていただいた。
それにしてもやっぱり閉店が惜し過ぎる一力庵だった。