らをた広島

食べ歩きブログ

つけ麺専門店はせ川(西区草津南)石鍋辛みそつけ麺

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宮島街道に面しているつけ麺専門店はせ川
ここは以前もつけ麺と焼肉屋だったような気がするが経営者が変わったのだろうか?
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広島で何年か前に起こった広島風つけ麺(冷麺)ブーム。
雨後の竹の子のように乱立した広島風つけ麺専門店もなくなったり業態を変えたりして今でも本当に専門店でやっているのはごく僅かなのが実態だろう。
問題なのはやはり広島風つけ麺の泣き所である「熱くないこと」で特に需要のなくなる冬をどう乗り切るかにかかってくると思う。
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店内はけっこう広い。
奥に広い厨房があってその横にカウンター、テーブルもいくつかあってちゃんとペーパーエプロンが用意されているのはさすが専門店だ。
若い大将と更に若いスタッフの二人体制。
接客はハキハキとして手際よく気持ちが良い。
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まずは麺がキタヨ!
はせ川の石鍋辛みそつけ麺(中)720円。
駐車場で「原田製麺」のクルマから麺を運び込んでいたから間違いなく原田製麺の麺。
なるほどさすがは老舗の原田製麺だけあって麦の薫り立つコシのしっかりした麺だ。
ちなみに冷水で締めてある状態での提供だ。
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ちょっと遅れて出てきたコレがつけダレ。
メニューのネーミングからして石鍋に入れられてくるのはわかっていたが物凄い沸騰状態での提供には驚いた。
当然ながら石鍋も激熱になっている。
こんなんは初めてだわ。
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冷たい麺をぐらぐらに煮えたぎったつけ汁に浸して食べる!!
つけ汁は広島風つけ麺のような単に暴力的辛さを発揮するだけといったモノではなくどっちかというと魚介+トンコツを強く感じる関東風つけ麺に辛味噌を追加したような構成になっておりその辛さはごく控えめだ。
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具は大きめのキャベツにナルト、少しのモヤシととろとろ濃厚チャーシューという組み合わせ。
このチャーシューは脂身多くこってりしているが全体にあっさり系にシフトしがちなつけ麺の弱点をよく補っていると思う。
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だけど何より驚いたのはこの熱した石鍋の効力で冷やした麺をがんがん浸してもつけダレがずっとアツアツに保たれる事だ。
これならつけ麺の長所である麺がスープに浸されていないからいつまでも伸びないこと、冷たく締めたことで得られるコシをそのままに、つけ麺の弱点である「ぬるさ」を克服できるんじゃん。
なるほどこれならつけ麺専門店でも冬に閑古鳥ってことはなくなるのかもしれない。
他にも面白そうなメニューがいろいろあったのでこのはせ川をもう少し探ってみないといかんのぅ~。