茶房ゆかり(竹原市本町)
非常に趣のある建物の茶房ゆかり。
しかも路地裏にあってけっこう見つけにくい。
運良くココを見つけられても店内は見えないしどっからはいるのかわからない。
入り口らしき暖簾をくぐってもそこには路地のようなものがあって勝手に民家に入っていくような抵抗感がある。
だけどその路地の奥には庭があってそこに本当の入り口があるといった演出になっている。
これだと一見の客は激しく戸惑うだろうがこうすることでこの店の個性を理解させているのかもしれない。
茶房ゆかりってくらいだから喫茶店と理解していいのだろうがランチもあるようだ。
だけど今日はここにぜんざいを食べにやってきた。
メニューには「手作りぜんざい如何ですか?美味しいですよ500円」と書いてる。
店内はかなり広くテーブル席もあるのだが我々おっさんばかり8人の汚いバイク乗りは奥の囲炉裏の座敷に通された。
完全和風の荘厳な雰囲気におっさん8人で無理矢理に座ってお上品に喫茶などど他の客から見たらそぞかし異様だったことだろう(笑)
時間がかかると言われたがけっこう早く出てきた茶房ゆかりのぜんざい500円。
これはこれはなんとも洒落たお盆のことよ。
なにかの樹木の枝が添えられてきたが風流を理解できない我々にはただのオマケにしか見えなかったことはいうまでもない(笑)
フタを取ると浮いたお餅がふたつ。
ぜんざい自体はそんなに甘くないのでどっちかというとこういうの苦手な自分でも普通に食べることがデキた。
付け合せの塩昆布もええ仕事しているのだが塩昆布って久しぶりに食べたような気がする。
それ以前にぜんざいも久しぶりだった。
ただこれが500円ってのはデザート価格に疎い自分にはやや高めに感じないかと言われれば否定出来ない。
しかしたまにはこういう趣ある場所でこういう和風デザートもなかなか悪くないもんですわい(笑)