大松食堂（笠岡市六番町岡山県備中県民井笠地域事務所内）笠岡ラーメン

やっとみつけた大松食堂。
しかし今回はわからんかったでぇ～。
下準備がたりなかったせいもあるけどまさかこういう岡山県備中県民井笠地域事務所って公共の施設のなかにあってほとんど役所の食堂の様相を呈しているとは思わなかった。

実際の外観はこんな感じ。
この施設の隣は笠岡警察署だしバイクでグルグルこの界隈を回っていたらその筋の方々の視線が突き刺さりまくるがね。
岡山県備中県民井笠地域事務所の広大な駐車場にバイクを駐めて施設内を歩いてやっと発見に至った次第である。
店内はもう完全に社員食堂の雰囲気そのものでセルフになっており出来合いのおかずを勝手にとって麺類は会計時に注文するシステムだ。

注文時におばちゃんが「漬物とふりかけは自由に取っていいから」と言ってくれたのでこれをぽりぽり食べながら待っていたら5分もしないで来たよ！っていうか呼ばれて取りに行ったよ！大松食堂の笠岡ラーメン450円。
公共の施設の食堂とは言え8%消費税で便乗値上げが横行するなかでこの値段は立派だ。

固めとか指定できない雰囲気の社食のラーメンとは到底思えないコシを誇る麺はどうだ。
若干の粉っぽさを残しながらもネットリ感すら漂うこの麺はどこの製麺所か知らないが笠岡ラーメンの強い武器であることは間違いない。

それとこれも笠岡ラーメンの特徴である鶏のチャーシュー。
御多分にもれずかなりの歯ごたえがあって硬くどっちかというと通常の豚チャーシューの方が旨いのは間違いないのだがこういう独特な伝統に沿ったアイコンは残してもらいたいものだ。

おそらく大松食堂は鶏ガラ＋しょうゆからなる笠岡ラーメンのその原型を強く残しているのかもしれないが相当にオイリーで見た目よりこってりしているし量自体もかなり多い方だ。
気が付くと店内は役所の人たちでいっぱいになっており殆どの人が一品物のおかずと麺類（ラーメンの他にうどんもそばもある）という組み合わせのようだ。