らをた広島

食べ歩きブログ

中華そば専門店 坂本(笠岡市)

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中華そば専門店 坂本
こちらはどうやら朝ラーで有名なお店のようで午前9時半から営業されている(そのかわり日曜祭日定休なのであるが・・・)。
国道2号線へ抜ける陸橋の下にある立地なのでちょっとわかりにくいかもしれない。
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駐車場はなくどちらかと言えば地元御用達のお店って雰囲気がぷんぷん伝わってくる。
朝から昼までのお店ってのは店内にもよく現れておりもしかして酒類を扱っていないのかもしれないし居酒屋風のトコロがまるでない。
大将と奥様と思われし女性がひとりの二人体制の割にはテーブルが3つにカウンターふたつと案外収容人数は多いんじゃないかな。
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更に驚いたのが「万札お断り」と「勝手に精算機」!!!
要は讃岐の製麺所よろしく自己申告支払いシステムになっていてこの「勝手に精算機」のところには現金がどどーんと並べておいてあってお釣りも自分で取るようになる。
いくらお店のヒトから見える場所とはいえ盗まれたりしないのかね??
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注文してから3分と待たずに来たよ!中華そば専門店坂本の中華そば500円。
これはもう典型的な「笠岡ラーメン」のルックスに嬉しくなってしまう。
だけど気になったのはこれまで体験したどの笠岡ラーメンより脂分が少なめで脂があるのかどうかわからないくらいだ。
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いかにも「笠岡ラーメン」という中太ストレート麺。
歯ごたえ・コシ共にバッチリで適度な粉っぽさも健在。
思わず「コレコレ!!」と言ってしまいそうになる。
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こちらも歯ごたえ満点の鶏チャーシューも笠岡ラーメンならではで個人的には非常に好ましい。
だけどやっぱりこのチャーシュー由来であろう以外はほとんど脂を感じないのにしっかりとコクが存在するスープは一種独特だ。
だけどそのおかげなのかもしれないが後半まで飽きることなく一気に食べ進むことができる。
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更に長く切った青ネギの辛さが面白いアクセントを与えてくれて彩りだけじゃなくきちんと考えられたトッピングであることがよくわかる。
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おそらくこれはこの店が朝から昼までだけの営業で夜のヨッパライの〆ラーメンを全く意識しないで良いからなのかもしれいが見た目よりも遥かに塩分控えめのあっさりで食べやすいラーメンということになるだろう。
この時はちょうどお昼時だったがガテン系のような感じのお客がひっきりなしだ。
相席になった客の「大盛り700円」を見たがとんでもない量に心からビビってしまった。
しかしココはそういうお客に愛される地元密着のお店だと理解するのが正しいのだろう。