らをた広島

食べ歩きブログ

虎屋本舗 本店(福山市曙町)たこ焼きにしかみえないシュークリーム

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福山市の住区街にある虎屋本舗本店
ナビに連れてきてもらったから迷わなかったが幹線道路に面しているってわけじゃないので通りすがりとかはあり得ないだろう。
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店のまえにはでかい駐車場。
これはクルマで来ることを前提としているお店のようだ。
しかし立派な店構えで老舗という雰囲気がぷんぷんと伝わってくる。
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店内はかなり広い。
ズラッと並べられた和菓子と洋菓子たち。
その横に普通こういう菓子屋さんで見かけない雰囲気のディスプレイの一角がある。
それはまるで惣菜屋さんのうようでなんていうか一種異様ではある。
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ここで目的のブツをゲットしたので会計を済ませて帰ろうとしたところ年配の女性に
「どこからこられたの?広島?それならもう少しゆっくりしていってくださいね!」
とこの店のイートインスペースに案内されてしかもそこでお茶を出してもらった。
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それだけではなくこのテーブルの上に置いてある菓子をいくらでも食べても構わないと言われる。
ええ!ホンマかいなマジかいな!
とばかりに食らいつきそうになったがさすがにそこは世間体があるのでとりあえず断ったのだがどうにも食べた方が良さそうな雰囲気かも・・・
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小心者の自分はデカイのではなく小さめのコイツにしたのだがホンモノの栗がはいった栗まんじゅうだったようでなかなか旨い!!!
いやいやこんなサービスあまり記憶にないが非常に嬉しいのは確かだ。
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さすがにコレ以上食べるのは憚られたのでこれだけで退散したがこういうイートインスペースの使い方は喜ばれるだろうな~
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さて自分が買って帰ったのがこのたこ焼きにしか見えないシュークリーム680円。
この他にも「たこ焼きになりたかったチョコ饅頭」「うな重そっくりなミルフィーユ 」「お好み焼きそっくりなマロンケーキ」「ざるそばそっくりなモンブラン 」「お好み焼きそっくりなチョコレートケーキ 」「コロッケそっくりなレアチーズケーキ」などがこのシリーズにはあるようだ。
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パッケージにはこんな文言が書いてあり開ける前からワクワクさせてくれるって意味では特にサプライズな贈り物にはベストかもしれない(笑)
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そしてこれがそのたこ焼きにしか見えないシュークリーム8個入り。
いやはやなんとも言葉を失うってのはこういう時に使うのだろうか。
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ホンマにたこ焼きなんじゃなかろうかと原材料をチェックしてみたがそもそもどこにもタコはないしこりゃれっきとしたシュークリームのようだ。
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しかしこの木製舟型の入れ物といいツマヨウジの佇まいといいソースのテカリ具合といい細部にわたっての造り込みには感心するほどでこれを黙って出されたらまず間違いなく「たこ焼き」として食べてしまうだろう。
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では実際に食べてみるとまずソースに見立てたチョコがべっとり手につくので実際のたこ焼きよろしくツマヨウジで食べたほうが良いかもしれない。
それと肝心の味であるがまあこれだけのルックスに注力されておられるのだろうか当然ながらというか残念ながらというかこの辺のコンビニのシュークリームにも及ばないってところだろう。
このへんがこの商品の課題かもしれないがこれが逆に中途半端なフォロワーを生み出さずにオンリーワンになりえるかもしれない。
言葉通り正々堂々と奇をてらっているたこ焼きにしか見えないシュークリームだった。