新潟駅近くのとんかつヒロ。
場所的には駅前で悪くないのだが細い裏道にひっそりとあってわかりにくいことこの上ない。
これが駅から１分くらいでこれる場所とは思えないわな。
表にデカい看板があるからわかることはわかるがもしもコレがないと見つけることは困難なんじゃないかな。
店内に一歩はいると外観からも何となく想像できたようにそこはもう完全な昭和な世界。
なんだかセピア色が似合いそうだ。
非常にこじんまりしていて左奥に厨房とカウンター、テーブルが二つほどと10人も入れば満員だろう。
意外にと言ったら失礼なのだが多くのメニューがある。
自分はとにかくカツ丼を食べたかったのでコレを注文。
しかし大将か一人でやってるのだがこの大将、愛想は良いんだけど独り言が多くしかもこれが面白い。
店内のテレビのニュースに対して文句みたいなことをブツブツ言ってるのか笑える(笑)
ちょっと時間がかかってからカツ丼800円登場。
カツ丼ってメニューにはあるが単品ではなく漬物と煮物と味噌汁が一緒の定食になっている。
カツ丼はいわゆるソースカツ丼と呼ばれるタイプでご飯の上にトンカツ置いてソースをかけただけのシンプルなもの。
だけど大将を見てると注文してから1人前づつカツを揚げているので出来たて熱々パリパリだ。
下味がついているのかも知れないが食べた感じはかなり甘い。
カツ丼で「甘い」って言うのはあまり感じたことがないが何度食べても甘さは変わらない。
もしかしたらこれってかけてあるのはウスターソースとかじゃなくて醤油かなんかがベースのタレなんかもしれない。
ご飯にもしっかりタレは染みておりガツガツ食べてしまうわな。
味噌汁もモヤシのはいったちょっと個性的なものでこれは良い箸休めになる。
新潟駅からほんの目と鼻の先にあっても裏通りに隠れるように佇むとんかつヒロは新潟のタレカツ丼を知るのには格好の教材なのかもな～。
