
この場所をどう説明すれば良いのだろう?
山口市の仁保の道の駅から周南に向かう国道添いとしか言いようがないど田舎。


夜なんてこのヘン歩いたりしたら身の危険を感じるほどじゃないかな?
それほどに何もない場所だ。


そんなところにクルマを置いて喫茶スペースまでダートっていうかゴルフ場の中みたいな道を半信半疑に歩いて行く。


自由創作いとう。
喫茶店といっていいのかガラス細工のギャラリーなのかどちらが本業なのかわからないがとにかくこのとんでもない僻地でコーヒーが飲めるようだ。

店内は土禁。
平日の昼下がりだからか先客はゼロ。
こんなシャレオツな空間に汚い中年のおっさんふたりで入っていいのか一応女将に確認したら快く歓迎していただいた(笑)


入店して右手はガラス細工の販売スペースになっており左手の奥が横長の喫茶店になっている。
だから自ずから窓に沿って備え付けられたカウンターに窓向きに座ることになる。


どうやらこの日替わり手作りケーキがウリのようで今日は「ガトーショコラ」とはちみつくるみシフォン」と「スフレチーズケーキ」の3種になっている。

自分がお願いしたガトーショコラのケーキセット700円。
なるほどイチオシだけあってなかなか手が込んでいるじゃないの。

そしてニコニコ教官が注文したスフレチーズケーキセット700円。
どちらのケーキもその内容を考えればコストパフォマンスはなかなかだと思う。


ただちょっと残念なのはコーヒーだ。
入魂のケーキがあるのにそれを更に光らせるようなコーヒーじゃないなんてこれはどう考えてもコンビネーションに失敗しているとしかいいようがない。


お店の立地条件やインテリアのセンス、ガラス細工工房があるのかこういう器や小物への気の配り方や接客までどこにもまったく隙がないのにこのケーキにこのコーヒーって組み合わせてるのはどうかな?と思ってしまった。