らをた広島

食べ歩きブログ

こりく (西区福島町) こりくつけ麺

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以前は南区翠の広島県病院前で営業されていたこりくが移転したと聞いた。
しかも今度の店舗は自分のうちに近い西区福島町だそうでこりゃ是非とも行ってみんと!と思って日曜日に訪ねたらお休み...
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どうやら今は不定休の此方の店舗もいずれは日曜日定休にして行くつもりなのかもしれない。
さて新しい廣島麺匠こりくはいわゆる100メートル道路の福島町電停から直ぐの場所にある。
以前の店では駐車場がなかったが新店舗では店の前に4台分の停めやすく出やすい広い駐車場がある。
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2014年7月11日オープンと書いてある店舗そのものもかなり広くなっており事実上の拡大移転と言っていいだろう。
店舗前にメニューがでているのだがコレを見ると何と無く筆頭のこりくつけ麺を食べなきゃならんような気がしてきた(笑)
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店内に入ると新築マンションの新しいテナントなのか広く非常に綺麗だ。
左手に厨房があってその前にカウンター、後ろに大小のテーブルが幾つもあってかなりゆったりした配置になっている。
シャレオツなJAZZが流れラーメン屋というよりスカしたパスタ店みたいで自分のようなおっさんにはカウンターですら不似合いだ(笑)
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予定通りこりくつけ麺を全粒粉麺で注文。
お久しぶりの大将は以前の真面目風ではなく髭面なワイルド系にモデルチェンジされておりかなり雰囲気が異なっている。
もう一人若い男性と女性3人との5人体制のようだ。
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まだオペレーションが板についていないのかそんなに混んでないけど10分以上待たされて出て来たよ!こりくつけ麺。
「麺は冷たく、つけダレは温かい、関東風のつけ麺です。
つけダレは醬油ダレをこりくラーメンのスープで割り、甘み・酸味・辛味を加えたものを使っています。
タレはスープ割り(無料)、ご飯割り(100円)で最後まで味わって頂けます。」
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しかしこのつけダレの泡の出方は尋常じゃない。
一口飲んで見るとつけ麺のタレだから単体だと確かに少し塩辛いがトンコツと魚介の旨味と甘味が凝縮されいるのがよくわかる。
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「全粒粉(ぜんりゅうふん、英語:whole wheat flour)とは、小麦粉の一種。
小麦の表皮、胚芽、胚乳をすべて粉にしたものである。
胚乳だけを用いる通常の小麦粉と比べ栄養価が高く、薄力粉と比較して3倍程度の食物繊維や鉄分を含み、ビタミンB1の含有量も高い。そのため、健康を目的として用いられることも多い。 不純物を多く含むため、粉の色はやや茶褐色を帯びる。製品はそれら不純物による独特の風味と食感を持つ。」
Wikiより引用
確かここはあの原田製麺の麺だったと思うがなるほど確かにちょっとクセがある。
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麺の個性に負けないつけダレを意識的に造っておられるのだろうがここのつけダレで印象的なのは濃厚な甘みだ。
この甘味を出したいが為にここまで濃厚にしていると言ったほうが正確なんかもしれない。
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提供される直前まで丁寧に炙られていたチャーシュー。
それほど大きくも分厚くもないがこれだけキレイに炙って出されると冷たい麺にのっかっていてもそりゃ脂身がとろとろになっていてたまらんよね。
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小ぶりではあるが歯ごたえバツグンのメンマも良いアシストしており最後まで飽きさせない。
総じて繊細な作り込みの積み重ねにが感じられいちいち感心しながらの食事になってしまう。
前店舗開店時につけ麺は食べた記憶があるがここまでのデキではなかったが相当ブラッシュアップされているのは間違いない。
なるほど大型化して移転された意味がよくわかる一品だった。