らをた広島

食べ歩きブログ

麺屋 ようすけ(栃木県佐野市)

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東北道を佐野高岡で降りてしばらく走った場所にある麺屋 ようすけ
ココはいわゆるラーメンストリートになっているようなメッカからは少し離れた場所になるのだろう。
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クルマで来るのが前提の郊外店のような様相で駐車場がめちゃめちゃ広くて駐めやすいのは細かい運転操作が苦手な人間には嬉しい配慮だ。
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ここも人気店のようで入り口にかなり並んでいるのがわかる。
とりあえず順番待ちノートを確認するとあと6~7グループくらい待っているようだが自分は一人なので早くなる可能性大だと確信したので並ぶことにした。
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案の定思ったより自分の番は早いタイミングで回って来たがこれは一緒にテーブルに座りたいのであろう家族連れのおかげでもある。
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店内はどえらい広い。
正面に大きな厨房があって中では若い大将とその補佐のような男性ふたりがラーメンをこしらえている。
後は女性スタッフが4人程度おられて客をさばいている。
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右手には大人数用の座敷部屋になっており家族連れの向け、左手には大きなカウンターとその奥は小上がりがいくつもあって相当な人数が収容できるがわざと入場を抑えて店内にゆとりを持たせているようだ。
むやみに客を押し込んで手が回らなくなるよりはこっちのほうが回転率は落ちるが客の満足度は上がるだろう。
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さて今日はわざわざ東京から客がコレを食べにやってくるという佐野ラーメンが狙いだ。
「佐野ラーメン(さのラーメン)とは、栃木県佐野市を中心として、食べられているラーメンであり、関東地方のご当地ラーメンの一つである。
麺:竹を使って麺をうつ、青竹打ちの平麺が特徴。これは青竹に脚をかけ、竹の下に麺の材料となる練った小麦粉の塊を置き、体重をかけて延ばしていくというもの。
スープ:コクのある醤油味が特徴とされるが、店によって鶏がらであったり豚骨であったり、東京ラーメンに近い透き通った醤油スープ、 醤油が若干入った塩ラーメンの様なもの、味醂で甘味を付けたものが存在する。」Wikiから引用
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基本になるラーメンは600円なのだがトッピングによって様々な仕様が加えられている。
その中でも玉子が良いモノ使っている表示が半端無いので普通のラーメンに煮玉子トッピングすることにした。
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ほとんど待たされないでキタヨ!麺屋ようすけのラーメン600円+煮玉子100円。
見た目うっとりとするくらい黄金に透き通ったラーメンが佐野ラーメン。
ここまでくるとアートとも言えるのぅ~。
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「青竹手打ちラーメン」と銘打ってあるだけに大注目の麺!!
これも透き通る色も魅力的な幅広のビロビロ麺でありながら心地よい舌触りが楽しめるコシまで持っているという摩訶不思議な麺だ。
このグニュグニュした独特の食感は西日本ではまずお目にかかれない。
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大きく太めのメンマは良質であることがすぐにわかるほどのデキでポリポリ感を堪能できる。
注目の煮玉子は濃厚な味わいは素晴らしいのはわかるが味付けがけっこう塩辛いので後半に食べたほうが良さそうだ。
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驚いたのはこの分厚くドでかい2枚のチャーシューだ。
コイツはさっきの煮玉子とは裏腹に塩味は控えめながら凄まじいまでの力強さを持っており全体としては優しい雰囲気のラーメンにこれ以上ないほどのパンチを与えている。
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あとはホウレンソウが目新しいが少しクセがあるので好き嫌いが分かれそうだ。
ハッキリと辛さがわかるほどの白ネギもアクセントとしては面白い。
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煮玉子に埋没させられてしまっていたナルトも個人的には見た目のインパクトもあって入っていると嬉しくなってしまう。
佐野ラーメンとひとくちに言ってもいろいろな種類があるようだがこれは自分のような佐野ラーメン初心者にはとってもわかりやすいラーメンと言える。
メニューに「塩ラーメン」ってのがあったからこれは醬油ラーメンってことになるのだろうが醬油は隠し味的な使われ方をしているのかその存在感は希薄でそこにあるのは鶏由来のはんなりと優しくもあるが洗練された都会的なスープとビロビロ食感の麺が組み合わされt独創的なラーメンだった。
実は佐野ラーメンの連食を予定していたのだがこの麺屋ようすけのラーメンの量が半端無く多くこの時点でもうギブアップしてしまった。
後になって100円引きの小ラーメンの存在意義をイヤというほど教えられたのだった(笑)