らをた広島

食べ歩きブログ

ラーメン富士屋 木更津店(千葉県木更津市)

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ラーメン富士屋 木更津店
ここは千葉のご当地ラーメンである竹岡式ラーメンのお店。
竹岡式ラーメンの最大の特徴は何と言ってもダシを使わないこと。
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ダシがないってことは「とんこつ」「鶏ガラ」「魚介」が全く使われてないってことだ。
ほんじゃどうやってスープつくんねん??って疑問が激しく湧くが要はチャーシューの煮汁を麺のゆで汁で割るだけ・・・・それって手抜きなんちゃうん??
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手抜きなら手抜きでいいけどそれで成り立ってるラーメンならいっちょう食べてみたいと思ってしまった。
店内はこのクソ暑いのに戸の開け放たれたガレージのような場所に机と椅子が並べられており奥が厨房になっている。
でも奥に靴を脱いであがるクーラーの効いた部屋が別にあって運良く自分はそっちに通された。
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それほど待たずにきたよ!ラーメン富士屋 木更津店の竹岡式ラーメン500円。
まあそりゃー当然ながらこういうふうなルックスになるわな~(笑)
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麺はかなり黄色い中太の縮れ麺。
コシがはっきりあって独特の歯ごたえだ。
ハッキリ言って全体に「ホンマにチャーシュー煮汁だけ??」と疑ってしまうデキだ。
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そしてコレが全ての要であるチャーシュー。
旨味はほとんど煮汁にでてしまっているのか硬くてパサパサだ。
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メンマは手が込んでいてワザと細く切ってある。
これは確かに食べやすくなり食感を麺と一緒に楽しむことができる。
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それに醬油が独特なのかスープがないのに薄っぺらさを感じさせないのは凄いとしか言い様がない。
初めて食べたのに懐かしさを覚えるラーメンとでも言ったらいいのかな。
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チャーシューの煮汁を麺の茹で汁で薄めただけのスープに麺、チャーシュー、細メンマに僅かのネギってたったそれだけで構成されたシンプル過ぎるラーメンが竹岡式ということか。
それにしてもたったこれだけでこの深い味わいが演出されるんならラーメン屋も楽勝ぢゃのぅ~。
だけどそれだけできっとこうはならないのも竹岡式ラーメンなのだろう。