らをた広島

食べ歩きブログ

くりはら(広島市西区小河内町)でんがくうどん

くり1
お食事処・天ぷら くりはら
ここは以前からどうしても来てみたかった店。
くりは01くりは03
広島市のこのあたりはだいたい福島町と呼ばれる地域でけっこうディープな場所として知られている。
そんな町並みに隠れるようにわかりにくい横道に入った場所にあるのでここに来るには迷ってしまうこともあるだろう。
そんなくりはらに今日は大学生の息子とやってきた。
くりは12くりは13
店内は大きなカウンターにテーブル、そして座敷まであってけっこうな人数は入れそうだ。
夕食時だったからかけっこう混んでいたがなんとかカウンターも座れた。
くりは05くりは04
もしかしたらこの席でこの店のおばちゃんがなんか作業していたんかとも思ったが、どのテーブルにも置いてあるまな板と包丁。
それとビールは自分で冷蔵庫から出して自分で栓を抜くシステムなんだけどわからずにオタオタしていたら他のお客さんが親切にあれこれ教えてくださったので助かった・・・
くりは08くりは06
更にわからないコトは次々と押し寄せてくる。
この手の店ともはや同化していいると思われるボスキャラのおばちゃんに「天ぷらは2つ?」と聞かれなんのことかさっぱりわからんけどとりあえず「あ、それでお願いします。」と答えてしまった。
くり3
すると大きな皿からはみ出さんばかりのおそらくはホルモンの天ぷらがどどーんとやってきた。
しかし一切れが非常に大きくてこんなんどうやって食うねん??
くりは09くりは10
こうやって食うねん(笑)
なるほどそのためのまな板と包丁なのね!!やっと理解できた。
しかしこれって歯ごたえあるけどかなりの旨さのホルモンぢゃのぅ~
くり2
ちょっと慣れて余裕が出てきたので目の前にあったおでんを自分で取ってみた。
するとこれがすじ肉しかないがね!しかも冷えてるし(爆)
それでも柔らかく味はびっくりすほど美味いので何の文句もない。
くり4
周りの客がみんな注文していた「でんがくにゅうめん」だったが自分らが注文しようとした直前に売り切れてしまったようなので似たような「でんがくうどん」にしてみた。
要はホルモンうどんでこれはスープもホルモン由来のものなのか牛骨スープのような甘さがある。
くり5
うどんは呉うどんのように細く呉出身の自分にとってはちょっと嬉しい。
ホルモンの他にも野菜なんかの具沢山でなるほどこれは人気メニューなんだろうしとにかく腹一杯になる。
くりは11くりは07
このうどんにテーブルの上にどどーんと置いてある一味を放り込めば一気にそれらしい麺類に変身したがそれにしてもこの一味は単に辛いだけじゃなく旨味を持ってるのぅ~
くりは14
恐怖の大食漢の息子もさすがにホルモン天ぷらとでんがくうどんのダブルパンチには白旗を挙げている。
ビールは大瓶一本だったが息子がコーヒー牛乳2本とこれだけ食べて全部で3200円にしかならなかったのはやっぱり激安だわさ。
そもそも午前11時から午後8時までの営業時間だからおそらくは昼酒の店と考えて良いのだろうが夜も非常に人気があってその活気に驚いた。
意外に広島人の知らない広島名物のホルモンだがまだまだ奥が深そうだ。