らをた広島

食べ歩きブログ

豚鳥(西区己斐本町)おまかせ5本焼き

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ここは西広島駅の近くにある己斐ショッピングセンター。
近所に住んでる自分でもこのショッピングセンターの存在は知らなかった。
かなり古めかしい建物で2階から上はマンションになっているようだが1階は中古車屋さんと数件の飲食店が入っている。
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もう入り口の時点で相当なノスタルジックというか昭和の薫りと言うかそれなりにワイルドな雰囲気は漂っているのだがその飲食店街の最深部に目的の店はある。
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豚鳥・・・とんとりと読むらしい。
確かに看板はあるが電気はついていないし暖簾も出ていないので営業しているのかよくわからない。
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中には電気が点いているようなので営業はしているようだがこれはなんとも入りにくい店ではある。
もしかしたらワザとこんな風に敷居を高くしているのかもしれない。
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一応予約をしてやってきたのだが店内に入ってその旨伝えると「もうひとつの扉から入って下さい」といわれその時点で2つの扉を持つ店だってことがわかった。
要はおそらくは元々2件のテナントを内部で後から合体させてひとつのお店にしてしまったのだろう。
だから同じ店内でもカウンター内部はひとつでも外はカウンターで仕切られているという複雑な構造になっているので2つの扉が必要なわけだ。
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ちなみに店内はそんな店内分断カウンターの他にテーブル席もある。
まずは生ビールは嬉しいプレモルだ。
それとお通しは煮込み。
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更に更に嬉しいのは食べ放題のキャベツもなのだがハートランドビールがあること。
かつては個人で買って飲めたハートランドビールももはや事実上の業務用ビールになってしまった。
いくらプレミアムビールが台頭してこようともハートランドビールはまだまだ通用することがよくわかる。
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ガツ刺し。
ガツとは・・・
「英語の gut に由来する。料理用の牛の第一胃。豚の胃についてもいう。
厚さは3~4mm、重さは400g程度で偏平な形をしています。やや硬く歯ごたえがありますが、風味は良く、鉄板焼や煮込みをはじめ、様々な料理に合わせることができます。」Weblio 辞書引用
店名が豚鳥ってくらいだからこれは豚の胃だろうが臭みは全くなくコリコリ楽しくて旨いがね。
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さてここからが「オススメ!!おまかせ5本焼き」の始まりだ。
まずはワサビが強烈な胸肉かな?
しかしこのワサビもさることながら胸肉のしっとり感は凄いね。
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セセリの身になるのかよくはわからないのだが一本串ででてくるがなにそどれもものすごくデカい。
ちなみに炭火で焼いているので厨房はもうもうとした煙が舞い上がっている。
女性ふたりで全部切り盛りしているのは凄いな~
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半分砂ずりで半分レバーの串も相当なボリュームでこれってそこらへんの焼き鳥屋だったら3本以上の量があるんちゃうかな?
そしてもうひとつは豚テキだと思うがコイツも柔らかくてジューシーな肉が笑えるくらい刺してある、
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トドメは皮。
個人的に皮とナンコツ食べたら焼き鳥屋の場合はだいたいのレベルがわかるもんだがここの皮は適度なバリバリ感がたまらんのよぅ~。
材料も安物ではないのは一目瞭然のデキではあるわな。
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この日は近所に住むジャムさんと一緒に訪ねたのだがおそらくは生ビール6杯くらいと食べたのはこれだけでふたりで1万ちょうどくらいのチャージになった。
メニューに値段が書いていないので少々ビビってはいたが5本串セットの怒涛の多さにふたりとも腹一杯になって大満足で店を出た。
女性ふたりのスタッフも喋りすぎず寡黙すぎず接客には好感が持てた。
わかりにくいことこの上ないこんなディープな場所のリーズナブルなちょっと高級串焼き店。
それが豚鶏の本当の姿なのだろう。
また来るで!(笑)