らをた広島

食べ歩きブログ

土佐の居酒屋 一本釣り(高知市帯屋町)カツオ刺身

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高知の商店街にある土佐の居酒屋 一本釣り
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わかりやすい場所に大きく目立つ店舗なので迷うことはほぼないと思われる。
自分らは予約していたので19時ちょうどにここにやってきたが店舗前に人がうろうろたむろってる。
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お店は階段を上がった2階にあるのだがその階段にはズラッと人が並んでる。
そう、行列ができているのよ。
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予約をしているので大丈夫だろうと構わず階段を登って行って店に入って店員の男性にその旨を伝えるとあっけなく中の小上がりテーブルに通された。
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店内はかなり広く奥に厨房とカウンターやテーブル、宴会ができるような長い机などもあっていかにも高知の地元が通う大衆居酒屋という雰囲気がむんむんだ。
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目的は今回も清水サバなのでさっそくメニューにある清水サバの刺身とたたきを注文・・・したが残念ながら今日も清水サバはどこにもないとのこと。
そもそも漁獲量が減っているのと日曜日に漁にでない漁師が増えているのだそうだ。
がっくりうなだれる息子を尻目にカツオのたたきと塩たたきと珍しいカツオの刺身を注文した。
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まずは生ビールね。
これがなきゃ始まらない。
しかし店内は凄い熱気だ。
おそらくは地元が7割、我々のような観光客3割といったところか。
自分らの後の大きなテーブルでは合コンのような宴会をやっている。
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ますやってきたのがカツオのたたき980円。
自分がこれまで食べた刺身の中で最厚切りされていると断言できる。
ほぼ2センチは確実でその迫力は比類なきものだ。
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そして塩たたき980円と本命カツオの刺身1080円。
しかしどれもこれもなんちゅう厚みよ。
ぶっとく切らんと気が済まんのかいな。
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塩たたきは皿に乗っている高知らしい柚子と塩をほんの少しだけつけてあとは生ニンクを添えて一気にかぶりついて食べるのだがこのニンニクに秘密があるのか口に入ったあとの渾然一体感が素晴らしい。
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カツオの皮を剥いでしまった刺身は熱をかけていないぶん脂の濃度をダイレクトに感じることができるのは面白いしこちらも柚子とニンニクとワサビのキラーアシストで血生臭さが見事にシャットアウトされている。
息子と二人だったがこれだけでけっこう腹が膨れてしまった。
凄まじい行列はまだ店外へ続いていたのでこのへんで店を後にすることにしたがこの調理レベルで新鮮な清水サバがあったらどんなにか幸せだったのだろうとつい思いを巡らしてしまったのだった。
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その後この店を出てからひろめ市場を彷徨ってみたり・・・・
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清水さばの看板を出している寿司屋を訪ねたりしてみたが今夜は高知のどこにも清水さばはないと云われた。
土佐の居酒屋 一本釣りの会計時にスタッフが「大阪から来て4連敗中のお客さんがいます。」と言っていたその言葉を2連敗を喰らった自分ら親子を慰めてくれていた(笑)