高知の繁華街からほど近い場所にある裏通りの駐車場みたいなスペース。
そこにあるのが高知の餃子有名店屋台安兵衛。
世の中には「屋台」と名前がついていても実際には屋台風の通常店舗だったりする事が多いのだがここはまあ本格的？屋台だ。
屋台らしく吹きさらしで空調設備らしきものはなにもない。
失礼ながら現代の基準からすれば快適とは言い難いこんなみすぼらしい店舗に行列までできているのには驚いた。
自分らも少しだけ待たされたが程なくしてテーブルに案内された。
息子にビールをついでもらうのもなかなか悪くない。
ちなみに酒の種類は瓶ビールと日本酒だけであとはジュースしかない。
店内はこんな感じで屋台らしく長いテーブルに全員で相席しているようなもの。
メインはやっぱり屋台餃子ではあるがラーメンもあるのはおそらくもともと小さな屋台でラーメン・餃子を提供していたのだろうが餃子が評判になって餃子専になったと推察される。
これがその屋台安兵衛のラーメン600円。
さすがにフツーの凡庸としたラーメン。
いやはや餃子屋になって正解だろう（笑）
餃子のタレとラー油がホントに特製になっていて間違いなく自家製だ。
そこにたっぷりの香辛料が堆積しておりいかにも辛そうだ。
3人前頼んだらまずは一人前がやってきた。
タレに調子に乗ってラー油を多めにいれて激辛仕様にしたらこれがなんと大当たり。
下痢の恐怖も吹き飛ばすくらいの旨さがあるじゃないの！！
しかしこれは焼き餃子というより揚げ餃子に近いようなバリバリの皮に特徴があるわな。
餡もそれほどニンニクがドカーンとくるタイプではないが上品な味がたまらんね。
その上品な餡をとバリバリ皮を一気にワイルドのどん底に叩き落すこの激辛ダレに中毒になってしまいラー油の入れる量が止まらなくなってきた。
後から2人前、更にもう2人前ほどをホントにあっという間に完食。
ビールも3本も飲んでしまった。
高知市で飲む人は〆にここの餃子を食べるのかな？
だとしたら安いし旨いしちょっとうらやましく感じてしまった。
